内容説明
地理。こう聞くと学生時代、気候区分や輸出国の順位を覚えさせられた嫌な記憶がよみがえってくるかもしれませんね。
でもちょっと待ってください。未解決の地球的課題が山積する現在、地理は国際社会を生き抜くための必須の教養ともいえます。
しかも、原理を理解してしまえば、細かな知識は大して重要ではないのです。
高校や予備校で40年以上地理教育に携わり、著書累計60万部を超える大人気講師と一緒に、もう一度「地」の「理」を学び直してみませんか。
【目次】
はじめに
1 地図と地理情報
第1章 われわれが暮らす世界
第2章 地図と地図情報システム
2 自然地理の系統的考察
第1章 地形と人々の生活
第2章 気候と人々の生活
第3章 自然環境と防災
第4章 地球環境問題
3 人文地理の系統的考察
第1章 農業の成立と発展
第2章 工業立地と発展
第3章 商業・サービス業の発展
第4章 交通・通信と世界の結びつき
第5章 さまざまな地球的課題
おわりに
※本電子書籍には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テト
14
地理というと、自然科学的な地球上での地勢の状況からの理解をはじめ意識していたが、人との関わりや人が生きていた歴史的な背景の流れで、今どのような生活の営みの特徴があるのか、考えていた地理を越えた実際に社会での問題点を広く知ることが出来た。人間が何気なく暮らしているこの土地での生活について、地理を知ることにより、背景となる自然の環境だけでなくその場所の特徴が大切となり、世界の様々な場所に想いを馳せつつも、今この場所で生きる未来の次元を広く知ることができた。2023/09/03
ゼロ投資大学
2
地表の出来事を関連付けて、理論的に解明する「地」の「理」を地理と定義する。地球上の様々な大陸や地形を学ぶこともあれば、今のトレンドである地球環境や食料問題も取り扱う。地理を理解することで世の中に対する解像度が一段階上がる。2023/04/21
TATKE M
1
確かに面白い!受験の時選択しておけばよかった2023/06/03
おはぎ
0
地理愛に満ちている本だった。面白い2024/03/27