内容説明
プラトン、デカルト、ボーヴォワール、構造主義に現象学……一三四の哲学の主要トピックをすべて二~三ページに凝縮した入門書。人に優しくなれない、ついウソをついてしまう、不公平な世の中に腹が立つ……そんなあなたの悩みを解消するヒントをご賞味あれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルちゃん
32
アリストテレス「徳とは中庸」ハイデガー「死を思って生きる」プラトン「純愛」アンキンディ「宇宙の始まり」フェルミ「宇宙人はどこにいるのか」エウブリデス「砂山のパラドックス」ホッブス「統治者の必要性」ガンジー「非暴力」が心に残るし、凄く面白かった。きっとだいぶ初心者向けに作ってくれた本でも、それでも理解が追いつかない所も多々あり。色々な人が色々な事考えてるんだなあって。当たり前に流れてゆく感情や、思想、疑問を突き詰めて解明する力すごい。2023/05/16
孤島天音
6
普段なにげなく生きている日常が、なんの疑問も持たずに受け入れてる「枠組み」(あるいは神話など)の上に成り立っていると気付かされた。この本は数々の「枠組み」を提示してくれる。哲学とはそれらの「枠組み」に対して疑問を投げかけ、吟味することなのだと思った。自分なりの研究テーマ(枠組み)を探すのにはうってつけの本だと思う。個人的にはピアジェの発達心理学(244ページ)を参考に言語習得について考察していきたい。2023/07/09
coco
2
わびさびとは?最近の自分の破壊衝動の正体とは?が分かりそうな気がして図書館で手にとった。『物資自体がわび・さびなのではなく、物質が私たちから美意識を引き出す』に腑落ち。色あせ、傷つき、枯れ、衰える森羅万象を、あらゆるものに見出す精神。海外被れだった若き日を越え、知れば知るほど美しい日本文化に心底惚れてる最近。破壊衝動は要は本能だったという大発見。タナトス。死への欲動。生と快楽への願望(エロス)と互いに逆方向に強く引っ張りあう。どちらも緊張状態からの解放を求めているだけ。生も死も同じことなんだなぁ。 2025/09/06
女神の巡礼者
1
小さな版形の絵本のような装丁にだまされてはいけません。中身は134の思想と哲学がみっちり。といっても決して難解ではなく、ヒットしたハリウッド映画の話題が出てきたりしてとても読みやすかったです。しかも、最近流行の安直な粗筋紹介ではなく、今生きるために必要なことを考えさせられたり、人類数千年の英知の流れを旅した気分になりました。そして今からでも哲学しようかなと少し思いました。 著者はオックスフォード大学の哲学の先生とのことですが、こんな先生に教養課程の哲学教えてもらいたかったです。(英語では無理ですけど)。2023/05/25
まこ
0
私は実存主義の考え方がとても好き。 自分の意思や選択でアイデンティティができるのだ。 ストア哲学の中の、ヴィクトールフランクルの、何事にも人生に意味を見出すこと。自分で変えられることに注力すること。哲学はいろんな人の考え方を知って、生きやすくするためのものだと思っている。加えて、自分がどういう傾向の思想を持っているのかがこれを読むとわかる。 私は実存主義、ストア哲学だったけど、みんなはどうなんだろう。気になる!2024/03/26




