内容説明
バーのマスターが、日々カウンター越しに見てきた様々な人間関係。同僚、友達、恋人、家族。人が集まれば悩みが生まれる。なぜ、人と人はいつもこじれるのか。
日本一発信力のあるバーの店主が、人と交わる「わずらわしさ」と「幸せ」、「うまく生きるヒント」をつづった人間関係考察エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
30
極力柔らかい文章で自戒を多く挟むことで、読者にストレスを与えない。 多くの人がなんとなく感じていて、でも曖昧にモヤモヤしたままにしているようなことを分かりやすく言語化し、答え「のようなもの」(←ここ肝です。正解でなくてもいい)をそっと提示する。 こういう文章や書き手が、今の時代に流行するのは必然なんだろうなぁ。 物事を深く考える習慣のある人にとっては、だいぶ物足りない本だけど。2023/04/25
まさ公
3
読みやすくて内容もうなずけるものでした。2023/09/24
TAKAHIRO | Vlogger
1
記録2023/11/12
spike
1
図書館本。予約してから借りる順番が来るまで少し時間がかかったので「何でこの本読もうと思ったんだっけ」というくらいだったけれど、しなやかな語り口で割としっかりココロに迫ってくる、なかなか読みやすくて、出会えてよかったと思える本でした。嫉妬とか承認欲求のくだりは、後半の恋愛関連以上にハラオチ。2023/04/29
アーク
1
何て気の利いた人生相談だろう。バーテンダーならではの話題の豊富さと押しつけがましくない口調で柔らかに人間関係のストレス解消法を教えてくれる。その心地よさは正にボサノバのリズムのようだね。人間関係の悩みはほとんどの人につきまとうものだけれど、それを少しでも和らげてくれるヒントになる一冊。2023/04/01