欲望の哲学

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欲望の哲学

  • 著者名:鷲田小彌太【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2023/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062087636

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内容説明

哲学版「生きるヒント・考えるヒント」。窮屈な社会を生きぬくための87の技術――無制限な欲望が人間の本質だ。浪費の技術を習得し、洗練化することで、世紀末を人間らしく生きぬくのだ。
自由に生きる“不自由さ”に悩む現代人。無限の欲望=快楽を生きる原理として肯定し、自己をコントロ-ルするにはどうしたらよいか。生き方と思考の技術を道案内。

●よりよく生きる技術――人間通
●無限な欲望を持つのは人間だけだ
●人類史は「浪費の技術の進化」の歴史である
●言葉の障壁は、ボーダレス社会では力となる
●生産は善、消費は悪――オナンの罪
●富と人が移動する新しい歴史のステージ
●過剰な欲望に最適なシステムと社会
●欲望にリサイクルの車輪をつけよ
●無理と無駄の楽しみ、それがエコロジーだ
●1人で生きる、ネットワークで生きる
――目次より

目次

●よりよく生きる技術――人間通
●無限な欲望を持つのは人間だけだ
●人類史は「浪費の技術の進化」の歴史である
●言葉の障壁は、ボーダレス社会では力となる
●生産は善、消費は悪――オナンの罪
●富と人が移動する新しい歴史のステージ
●過剰な欲望に最適なシステムと社会
●欲望にリサイクルの車輪をつけよ
●無理と無駄の楽しみ、それがエコロジーだ
●1人で生きる、ネットワークで生きる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナマアタタカイカタタタキキ

27
欲望、というと抑えるべきものとしてとらえられがちだが、そうではなく、うまく手綱を握ってコントロールし活用するものだと結論づけている。人間の本性は過剰な欲望にあって、その欲望の発信者は“言葉”であると定義づけている。できれば実現すべきでない衝動も、言語化して消化することもできるという。確かに、言葉のみでも創造と破壊のサイクルは成立させられるし、言葉にすることで欲望が明確にもなれば、それをコントロールする規律を自分で作ることもできる。とにかく、放し飼いにしないことが大切なのかなと感じた。まあ、→2025/04/07

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