偽りの夜明けを超えてⅠ - 「冷戦終焉」という過ち

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偽りの夜明けを超えてⅠ - 「冷戦終焉」という過ち

  • 著者名:中西輝政
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2023/03発売)
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  • ISBN:9784569853635

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内容説明

米ソ冷戦とその終結は、世界が錯覚したまやかしだった。古典的な戦争の再来といえるロシアのウクライナ侵略が照射した「欧米」対「中ロ」の構図。慌てて安保三文書(「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」)を改定した岸田政権の抑止力強化は間に合うのか? 表題「偽りの夜明け」(False Dawn)は晴れ渡る朝、輝かしい新時代の到来という希望が無残に砕かれた現状を表す。戦後の平和は幻影にすぎず、日本と世界は「暗黒の淵」か「真の夜明け」かの瀬戸際にある。国際政治学の重鎮が放つ待望の最新評論集。 〈目次〉第一部 「偽りの夜明け」に警鐘を鳴らして――二〇一〇年代 第一章 トランプ時代の日米関係――その危うさ 第二章 中国と日本の百年マラソン 第三章 平成日本衰亡史 第四章 眼前にあった自立への「追い風」 第二部 見え始めた本当の夜明け――「歴史の吊り橋」を渡る二〇二〇年代 第五章 戦後七十五年の日本は合理主義の精神に目覚めるとき 第六章 米国の難局と「責任ある保守」の時代 第七章 インド太平洋に浮かぶ世界新秩序 第八章 価値観を重視する「新しい現実主義」を 第九章 「ポスト・プーチン」の世界秩序

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

都人

3
著者が月刊「voice」誌で発表した、日本を中心とする国際情勢に関する論文を纏めたもの。京都大学教授の国際政治学者と言えば、防衛大学校校長を務めた猪木正道氏、この本にも登場する、前原誠司代議士の師匠の、高坂正堯氏がよく知られている。空理空論にならず、現実を見極めた分析、分かり易く書かれた本で、多くの人にお勧めする。2023/06/26

Go Extreme

1
危うい歴史の吊り橋 世界の分水嶺 2020年代 米対中政策豹変 日本に打撃 米一極覇権時代の終焉 米中 激しい覇権闘争の可能性 アメリカなきアジア 日本の気概 冷戦終焉 脱米自立の好機逃す 米封じ込めの裏に日独封じ込め 自立には自力と自矜 中国依存からの脱却不可欠 暴走中国 迷走米国 ゆでガエル日本 歴史向き合わず憲法改正不可 バイデン時代 対中強硬で一致 蘇る大きな政府 新自由主義脱却 日本も価値観外交を柱に ウクライナ戦争 プーチン終焉開始か 首脳間個人関係は国益にならず 謙虚慎重な現実主義回復を2025/05/02

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