デジタル変革時代の放送メディア

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デジタル変革時代の放送メディア

  • ISBN:9784326603565

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内容説明

長引くコロナ禍、戦争、あらゆる分野でのデジタル化など、社会は否応なく変革が求められている。放送メディアは、この状況下、強靭な事業継続性を確立するために模索を続ける。「放送を巡る制度と公共性」「報道・制作」「視聴者」「市場と事業」という4つの視座から、民放連研究所の客員研究員会メンバーらが研究成果をまとめた。

目次

はしがき

第I部 放送を巡る制度と公共性

第1章 社会資本としての放送ネットワークとナショナルミニマムとしての地上放送[菊池尚人]
 第1節 放送の定義
 第2節 社会資本とソーシャル・キャピタル
 第3節 国土計画と日本の放送ネットワーク整備
 第4節 社会基盤整備主体と海外の放送ネットワーク整備
 第5節 ハード・ソフト分離と通信・放送融合
 第6節 アンバンドリングと放送概念の変化
 第7節 人口減少とナショナルミニマムとしての放送

第2章 放送分野における個人情報の保護と視聴データの利活用に向けた制度の議論動向[宍戸常寿]
 第1節 はじめに
 第2節 個人情報保護法制の展開
 第3節 放送分野における個人情報の保護
 第4節 非特定視聴履歴をめぐる議論
 第5節 2022年放送分野ガイドラインの改正
 第6節 今後の課題
 第7節 むすびに代えて

第3章 放送法等の外資規制をめぐる諸問題[林 秀弥]
 第1節 はじめに
 第2節 「東北新社事案」・「フジテレビ事案」で浮き彫りになった放送法等の問題点
 第3節 電波監理審議会の「勧告」と「要望」
 第4節 総務省「外資規制報告書」の提言
 第5節 2022年放送法等改正
 第6節 おわりに

第II部 報道・制作

第4章 ローカル放送局のファクトチェック能力強化のために──新型コロナやワクチン関連のミスインフォメーション対策からの教訓[奥村信幸]
 第1節 はじめに
 第2節 ミスインフォメーション対策は誰が行うべきか
 第3節 デジタル化がカギとなる
 第4節 今後の課題──コラボレーションの必要性

第5章 ローカル局制作ドラマの可能性──その物語と制作の実際から[中町綾子]
 第1節 はじめに
 第2節 ローカル局におけるドラマ制作──ドラマにおけるローカルドラマの存在感
 第3節 民放ローカル局制作ドラマの題材・テーマ性──その共通性と独自性あるいは地域性
 第4節 ドラマ制作の実際とドラマからの広がり
 第5節 おわりに

第6章 ネット時代における放送倫理の維持・向上──放送現場で放送倫理をどう確立するか[音 好宏]
 第1節 はじめに
 第2節 BPO放送倫理検証委員会発足の背景
 第3節 テレビ番組制作会社にとってのデータ改ざん問題
 第4節 テレビ番組の制作現場と放送倫理
 第5節 制作会社のディレクター養成
 第6節 結びにかえて

第III部 視聴者

第7章 コロナ禍におけるメディア情報と人びとの自発的行動[三友仁志、ジョン・ウィリアム・チェン、徐映京、アティマー・カンプリアン]
 第1節 はじめに
 第2節 理論的背景
 第3節 オンライン調査と単純集計結果
 第4節 共分散構造分析の枠組み
 第5節 分析結果
 第6節 おわりに

第8章 第49回衆院選における有権者のメディア利用から見えてくるテレビの選挙報道の課題──第49回衆議院議員総選挙の有権者調査をもとに[渡邊久哲]
 第1節 はじめに
 第2節 主要4メディアの利用と投票行動の関係
 第3節 テレビの選挙報道に関する諸課題
 第4節 ネット上の選挙関連情報利用とテレビの選挙報道視聴
 第5節 まとめ

IV 市場と事業

第9章 続・媒体と媒体の競争──新しい技術との向かい合い[内山 隆]
ほか

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