内容説明
バレーボールにかける少年たちの友情物語。
日本を代表するアタッカーに憧れて、バレーボールに熱中する佐渡島の少年たち。島には、メンバーギリギリの小学生チームが1チームしかなく、練習試合すらできないけど――。
「いつか、北見選手みたいな強いアタッカーになろう!」
あのとき、玲とおれは、約束したんだ。
でも、島のバレーボールチームはメンバーも少なく練習試合さえできない。
そんなとき、最強な転校生がやってきた!
全国大会を夢みて奮闘する少年たちの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪丸 風人
16
佐渡島のバレーボールチームに、嵐のような転校生がやってきて騒動が巻き起こります。主人公は思わぬ役割を任されることになった小5男子。当初は戸惑いで一杯だった彼が、仲間と刺激し合いながら立派に変わっていくさまには胸が熱くなりました。一方で、予想外の展開には肝を冷やしましたよ。主人公だけでなく、チーム一人ひとりの変化もみどころ。とことん嫌味な敵役の違った一面が描かれているところも良かったです。一生懸命になることの美しさ。喜び合うことで生まれる力。この本でぜひ感じてほしいと思います。(対象年齢は12歳以上かな?)2023/04/09
moimoi
2
小中学生の頃、衣食住何の心配もなくただボールを追いかけたりゴールを狙ったりできた日々を思い出す。バレーをプレーするのは嫌いだが見るのは大好きだ。6人いれば試合はできるが、本当の意味でのチームにはなれない。それぞれのポジションにそれぞれの美学や矜持があり、それが繋がって加点したときの感動。試合のシーンは試合会場に行ったことがある人は、応援の熱量や選手のしぐさがありありと想像できると思う。群がってお菓子を食べるシーンがかわいい。高校での再集結を誓った6人が、今後も真っすぐにバレーボールに向き合えますように。2025/12/17
-
- 電子書籍
- 執着系黒幕一家のお世話係になりました!…
-
- 電子書籍
- 左遷された無能王子は実力を隠したい【分…
-
- 電子書籍
- ポイントギフター《経験値分配能力者》の…
-
- 電子書籍
- 私が聖女?いいえ、悪役令嬢です!~なの…




