MF文庫J<br> 未来から来た花嫁の姫城さんが、また愛の告白をしてとおねだりしてきます。2【電子特典付き】

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MF文庫J
未来から来た花嫁の姫城さんが、また愛の告白をしてとおねだりしてきます。2【電子特典付き】

  • ISBN:9784046823274

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内容説明

病に倒れた姉にもう一度会い、花嫁姿を見せる。
そんな目的を果たして、ボクの未来の花嫁・トウカさんは六年後へ帰っていった。
大きな問題を残して……。
「ごめんね。わたしが、この時代に来たせいで、こっちのわたしとあなたは結ばれないかもしれない」
花嫁姿の彼女を見てから、どんなことがあってもボクは姫城冬花と結ばれるのだと思い込んでいた。
でもそれは六年後の二人であって、今のボクと姫城さんではないのだ。
だからボクは今の彼女とちゃんと向き合わなければならないのだが……。
「そんなだから私にフラれるのよぉ!」
まずはケンカするところから始めようじゃないか――。【電子限定!書き下ろし特典つき】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐治駿河

40
初めにこの作品を読むのであれば二巻(終巻)まで一気に読む事をお勧めします。6年後の未来から嫁がタイムスリップしてきた。当初は主人公と結婚の為に学生時代の二人の仲を繋ごうとしてきたのであろうと考えていました。1巻ではっきりしていなかったヒロインのタイムスリップの理由がはっきりとしていきます。終盤では未来から来たヒロインは目的を果たして未来に帰って行きますし現代の主人公とヒロインもしっかり決着をつけます。コミカルな表現が多いのでラノベ的な内容ですが、もう少しシリアスに描けば一般文芸でも十分楽しめる内容でした。2024/12/30

よっち

37
未来からやってきた花嫁トウカさんのもう一つの目的。病に倒れた姉・夏美に対する悔恨を解消すべく白馬にもう一度協力を依頼する第二弾。夏美と再会したトウカと夏美の家族に対する想い。幼馴染や冬花の妹・春音と一緒にプールやゲームセンターで遊ぶ二人の微笑ましいひとときもありましたけど、過去を変えても避けられない現実に直面して自分に何ができるのか。冬花の想いをしっかり受け止めて寄り添い、一緒に乗り越えた王子はカッコよかったですね。時には喧嘩しながらもお互いかけがえのない存在になってゆく二人の関係がなかなか良かったです。2023/03/26

芳樹

34
【BW】前半は第1巻の続きのようなコメディタッチのストーリーでなごやかに進んでいたのですがそれは序章、トウカが未来に帰ってからが本番でした。トウカが白馬に託した家族への想いがどんどん募っていき、彼女がタイムリープをした真のねらいが明らかになるシーンは涙無しには読めません。姉妹愛・家族愛にあふれたとても優しい物語でした。温かい気持ちになれる傑作です。2023/03/26

しぇん

22
KindleUnlimitedで。こう言ってはアレなんですが mf文庫ぽくない作品でした。前半はコメディ成分多めで笑わせてくれて、後半は物語の本筋のシリアス多めでした。もう少し長く書かれたら良かったんでしょうけど今の角川で完結まで一応書けたのは良かったのかなとも2023/11/01

真白優樹

15
余命いくばくもない冬花の姉、夏美の為に恋人同士のフリをする中、トウカの帰還の先に彼女の狙いが明らかになる今巻。―――姫を救うは王子の愛、呪いを解くのは魔女の花嫁の奇跡の手品。 冬花の極悪な料理に振り回されたりとドタバタな展開もある中、彼女の死から始まるシリアスに白馬が立ち向かう巻であり、未熟であっても変えられなくても、それでも幸せを願い走り抜ける彼らの姿がとても眩しい巻である。ここに成るのは奇跡の手品、遺せたのは新たな生きた証。そして未来はそこへ向かい歩き出す。だからきっと大丈夫。 うん、面白かった。2023/03/30

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