内容説明
比喩や反復、婉曲など、様々な種類がある文章技法=レトリック。
うまく活用することで言いたいことやニュアンスを効果的に伝えることができる優れた武器ですが、「文法の授業で教えられただけで、どう活用するかよくわからない」という人も多いようです。
そんな人たちに向けて、本書では様々な種類のレトリックを紹介しつつ、文学作品や歌詞、キャッチコピーなど具体的な使用例を挙げながらその効果を解説。
学校や仕事、創作活動やSNSでの発信など、文章を書くことが求められる場面で役に立つヒントを提示します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
22
読メを読んでいると、上手な感想にたくさん出会う。面白かったと書かれていなくても面白さが十分伝わる文章があり、思わず読んでみようかなと思ったりするw。書き方ひとつで伝わり方が大きく変わる。それはどんなテクニックなのか?本書でも文章読本的に系統立てて説明されるが読みづらさはなく、日常的な用例や馴染みのある有名な小説などをたくさん使って説明されるので、ああなるほど、と思うところが多かった。言葉遊びが多い井上ひさしの文章が数多く登場するのも納得だ。▼目次:1章/喩えを使って言葉にできないことを伝える(直喩・隠喩⇒2023/05/20
ATS
16
レトリックとはテクニック(技法)のこと。類書で『日本語のレトリック』(瀬戸賢一)を読んでいたがこちらが硬派だとすれば本書は軟派といったテイであろう(これはレトリックでいえば相対論法と隠喩なのかな笑)。レトリックを用いているものと用いていない文章の比較や多量の例文が掲載されておりわかりやすくなっている。シンプルに知りたい人には『日本語のレトリック』、初学者にもわかりやすいように細かく説明してくれるものがいいなら本書かな。あだ名が換喩というレトリックを使っているというのが個人的にツボだった。2023/09/30
kuukazoo
12
レトリックって約30種類もあるんだ。知ってても普段仕事でノンレトリックな文章ばかり書いてるので、ここに載っているレトリックを意識的に使って文章を書くのはなかなか難しく悲しい。文例には太宰安吾芥川梶井基次郎井上ひさしなどが頻出し面白い。レトリックは文芸だけでなく普段の会話でも使われるし言語共通?なのが興味深い。伝え方が違えば受け取られ方も違うという当然のことに加え、レトリックによってコントロールする/されることもあると思い当たる。使おうと思って使ってるわけではないがやはりどこかで意識しているのかもしれない。2023/07/08
はひへほ
3
レトリックの種類と具体例を平易な形で学ぶことができて良かった。具体例に文学作品からの引用が多くあり、先日『日本近代小説史』を読んだばかりだったのもあって、親近感を得やすかったのも個人的には幸運だった。 ふだん気にせずに読んで自然に理解している文章中のフレーズにも、レトリックに分類できるものが数多く潜んでいるものだと気付いた。書き手は意識的にか無意識的にか、レトリックの読み手に与える効果を考慮して文章を書いているのだろう。これから何かを読むときや書くときはレトリックに少し意識を向けていきたいと思った。2023/06/06
フロランタン
3
ぼちぼち読む。 ワクワクドキドキ読む。 モヤモヤと心を曇らせながら読む。 はらはら涙を流し、心を震わせながら読む。 キラキラ希望に膨らみながら読む。 読む、読む、読む。 私の読むを表現できる場所。 読者メーター様に改めて敬意を表します。ありがとう。2023/05/09
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