内容説明
非専門医のために,精神科の薬の基本と実践をやさしく解説!豊富な図表で作用機序や特徴,副作用などの押さえておきたい要点をパッと確認.症例では具体的な処方のコツがみえてくる!大人気の入門書が待望の大改訂!
目次
【目次】
第1部 精神科の薬の基本的な考え方
第2部 各薬剤の特徴と使い方
1.抗精神病薬
ハロペリドール/クロルプロマジン/リスペリドン/ブロナンセリン/ルラシドン/オランザピン/クエチアピン/アリピプラゾール/ブレクスピプラゾール など
2.抗うつ薬
パロキセチン/フルボキサミン/セルトラリン/デュロキセチン/ボルチオキセチン/ミルタザピン/アミトリプチリン/ミアンセリン/トラゾドン/スルピリド など
3.抗不安薬
エチゾラム/クロチアゼパム/ロラゼパム/アルプラゾラム/ジアゼパム/クロナゼパム など
4.睡眠薬
トリアゾラム/ゾルピデム/エスゾピクロン/エチゾラム/フルニトラゼパム/ラメルテオン/スボレキサント/レンボレキサント など
5.気分安定薬
炭酸リチウム/バルプロ酸ナトリウム/カルバマゼピン/ラモトリギン
6.抗認知症薬
ドネペジル/ガランタミン/リバスチグミン/メマンチン
7.発達障害治療薬
メチルフェニデート徐放錠/リスデキサンフェタミン/アトモキセチン/グアンファシン など
8.依存症治療薬
ナルメフェン/アカンプロサート/バレニクリン/ニコチン など
第3部 疾患別 処方の実際
1.基本的な考え方
2.処方の実際
1 統合失調症
2 不安症
3 強迫症
4 うつ病とうつ状態
5 躁状態と双極性障害
6 認知症
7 せん妄
8 不眠
9 摂食障害
10 アルコール依存症(使用障害)
11 注意欠如・多動性障害(ADHD)
第4部 注意すべき副作用と症候群
1.悪性症候群
2.糖尿病性昏睡
3.皮膚症状 向精神薬による重症薬疹:SJS,TEN,DIHS
4.薬物誘発性不整脈 薬剤性QT延長症候群と心室頻拍
5.向精神薬によって引き起こされる精神と行動の障害(行動毒性)
6.リチウム中毒