内容説明
新住人・碧を迎え、一騒動ありつつも無事入居となったのも束の間。爽良は、御堂が行方不明の母の魂を探すために危険な降霊術を行っている姿を目撃してしまう。それ以来、何やら御堂の様子がおかしくて……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
47
なんと御堂君が降霊術!。そこまでして母親の魂を探したかったのか。でもねちゃんと傍にいてくれはってよかったね。そうでなきゃ庄之助さんが爽良にメッセージを残さないでしょう。次は秘密のレシピ?。それよりも爽良と礼央が・・・ホホホ。いいですねぇ若いって2023/10/26
ぽろん
32
4巻を飛ばして読んでしまった!時々やってしまうのですが、、、。それにしても、スワロー戻って来てくれて本当に良かった。爽良の能力がどんどん高まって来ました。そんな彼女を見守る礼央が健気です。4巻も読まなくちゃ!2023/05/26
はなりん
21
御堂さんのお母さんの件が一気に解決。切ないけど、暖かい。お父さん含め、心配してくれる人達が暖かい。庄之助さんの取り戻したかったものも、無事取り戻せたようで、めでたし。スワローの大切な人達を守ろうとする気持ちと想いの強さにホロリとした。スワローとロンディと御堂さんの出会いがわかって物語により深みが増した。続きはありますかね?2023/07/01
すがはら
21
爽良の特殊能力が凄すぎです。庄之助さんの託したお願いを叶えて一段落と思ったら次が出てきました。爽良と礼央の関係が安定して盤石になったけど、何か御堂が鬱陶しい。横からかき混ぜて面白がってるふうでいて、本当はあわよくばって狙ってる…とかってならないで欲しいな。今回の守護霊は霊能者にも見えない説は衝撃的。本体は成仏していて霊体として留まってるんじゃないからっていう理屈なのかな。複雑ですね。2023/04/16
綾乃
13
母親の魂を探す御堂が行う降霊術がもとで、不穏な気配とよからぬものが集まってしまった鳳鳴館。 そんな状況に鳳鳴館を守ろうとするスワローが悪霊に取り憑かれてしまい、スワローごと祓をうとする御堂と爽良の対立。母親の命日に降霊術で幽体離脱してしまった御堂、戻らない彼を探すため自らも幽体離脱をして境界へと向かった爽良が掴んだ真実。子犬だった頃のロンディーとスワローの掌編を含めたシリーズ5冊目。 笑顔を取り戻した御堂さん、爽良に心を許したロンディーにほっとしたが、またもや庄之助さんの謎かけが生じてしまった。2023/10/04