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内容説明
扶養の範囲内で働きながら世帯所得を最大化したい人に向け、「配偶者控除」及び住民税や社会保険の影響を解説し、「つまりいくらまで働いて大丈夫?」か見積もる本です。収入ケース別のシミュレーションも掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたま
35
現在労働組合で最低賃金について学んでいるが、最低賃金の上昇を阻害する一つの要因として、配偶者控除や社会保険等があるのではないかと考えた。所謂「130万円の壁」とか「150万円の壁」と呼ばれるもの。それらがどのようにして出てくるのか、またそれらに対してどうしていったらよいのか、その基礎的なことを教えてくれる。もちろん配偶者控除について知り、それをかいくぐるような働き方も考えられるが、賃金上昇を求めつつ、それらに対してどう働きかけていくのかが大切だろう。でないといつまでも「103万円以内で働く」となる。2023/12/30
南風
4
お金のこと 税金のことを しっかりと理解したいと思い 読んでみた 。なんとなくわかっていても、資料を見ないと きちんと 正しい数字が出てこない。何も見なくても すらすら出るくらい、 頭の中を整理したいと思う2023/05/26
M A
1
図書館で借りて読んだが、買って手元に置いておきたい。配偶者控除については、扶養の範囲内で〜、が合言葉のように使われているけど、正しく理解されていない気がする。平成30年度改正はもちろん反映されていて、最新の本だと感じた。著者の例示する計算例に間違いがなく、信頼できると感じた。2023/08/14