ナゾノベル<br> ナゾノベル 鬼切の子(1) 異界から来た少年

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ナゾノベル 鬼切の子(1) 異界から来た少年

  • ISBN:9784023322332

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内容説明

朝日新聞出版が満を持してお届けする、日常に刺激を与えるノベルシリーズの第3弾が登場。鎮守の森の奥にある、守りの大岩。そこを乗り越えてしまった大悟が見たものは、異界の住人「鬼」だった。そんな大悟を助けに現れた、肉体を持たない少年。代々受けつがれてきたツルギを手に、大悟と少年は次々現れる鬼に立ち向かってゆく!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

213
現代社会での鬼と人間の戦いを描く痛快な異世界伝奇ファンタジー小説の1冊目です。鎮守の森の奥の守りの大岩が割れて封印が解かれ鬼が人間界に解放されてしまう!小学6年生の如月大吾少年が異界で出会った謎の烏面の少年と共にツルギを武器に鬼を成仏させるべく闘うのです。鬼が人間から名前を聞く事で体をのっとって同化して操る仕組みや、大吾も烏面の少年と一体化して戦うバトルの様子が面白く大迫力の読み心地です。そしてツルギにより鬼を突き刺しても殺すのではなく成仏させるのだというストーリーも子供達に配慮してとても良いと思います。2023/06/06

うー

15
『守りの大岩としめ縄』鬼が町へ入ってこないよう置かれた岩が割れしめ縄が落ちていた。そのしめ縄を切ってしまった小6の大悟が関守として、異界の関守と協力し、鬼と戦うことに…『日本の伝説と伝統に彩られた民族ファンタジー』素直で真っ直ぐそして優しい大悟と、謎の多い異界の関守・烏面の少年とのコンビ、ゾクゾクするほどおもしろかった。2023/10/08

ゆき

2
文体は小学生を対象にしている割には落ち着いていて大人の私は読みやすかった。(最近のなんちゃら文庫的な一人称のチャラチャラした文がどうにも読みにくくて…。)展開はちょっと唐突な気もするけどテンポよく話が進むので最後まであっという間。▼ただもう少し人間関係の深まりが欲しい。類との友情や、鬼の少年とのエピソード。後ろの方に外伝でもいいからつけてくれるともっと楽しく読めると思うな。▼すごくこのみだったのは挿画。話の雰囲気にとても合っていて力あるイラストだったと思う。2025/01/21

いなこ

2
猿飛町にある鎮守の森に入った小6の大悟。守りの大岩を乗り越えてしまい、異界の鬼と遭遇する。そこに現れた謎の少年。そして、関守の末裔といわれた大悟はツルギを手にし、少年と共に鬼に立ち向かうことに…。現代が舞台で、そこに風習や習慣があり、人の感情を絡めている。鬼や妖怪を退治するという王道ものではあるが、王道だからこその成り行きが興味深くもある。読みやすいのが良い。2023/09/05

もちゃ

2
王道少年漫画の展開!主人公の成長ぶりが楽しみ。小学生から楽しく読める話。続きも読みたい。2023/08/13

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