講談社文庫<br> 掟上今日子の旅行記(文庫版)

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講談社文庫
掟上今日子の旅行記(文庫版)

  • 著者名:西尾維新【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2023/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065306338

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内容説明

「エッフェル塔を頂戴します。――怪盗淑女」
大胆不敵な犯行予告を阻止するため、パリに招かれた忘却探偵の掟上今日子。
しかし怪盗の真のたくらみは、今日子さん自身にエッフェル塔を盗ませることで……!?
奪われた記憶と華麗なる罠。
助手役を担う隠館厄介は、怪盗の魔手から今日子さんを救えるか!?

大人気「忘却探偵シリーズ」第8弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

84
(2023-35)一度寝てしまうと全ての記憶がリセットされる忘却探偵シリーズ第8弾。掟上今日子さんの行き先はなんと花の都パリ。「エッフェル塔をいただきに参上致します」と言う怪盗淑女なる人物の犯罪を阻止する為に行ったのですが……。守るはずの今日子さんが何故か怪盗に?どうなることかと思ったらそうきましたか。でもなんだかスッキリはしないなぁ。残念ながら今回はイマイチ。★★2023/04/19

K

46
シリーズ第8弾。1日で記憶がリセットされる今日子さんが、日本を遠く離れたフランスはパリで「エッフェル塔を盗む」。現地空港で偶然出会った厄介さんと、怪しげな怪盗淑女からの予告状やら矍鑠とした怪盗紳士やらに翻弄されながら濃密な2日間を過ごす。巻末で不穏な渡英劇が匂わされるが、またの機会に。2024/06/06

星野流人

42
日本から地球を半周した裏側、パリを舞台に、今日子さんがエッフェル塔を盗む怪盗になるお話。探偵である今日子さんが怪盗になってしまったり、厄介が積極的に今日子さんの気を散らそうとしたりと、いつもの違った「裏」の物語といった様相でした。巨大なエッフェル塔を盗む……という不可能犯罪の物語を、どう読み手に納得させて成立させるのかと思っていたら、最後の最後で見事に騙されてしまいました。ヒントは序盤から示されていたのに、実にあっさりとしてやられた感。 そして表紙のエッフェル塔前ではしゃぐ今日子さん、かわいい2023/03/21

hnzwd

22
記憶が一日しか保たない忘却探偵シリーズ第八弾。今度の舞台はフランスで、、忘却怪盗登場!?エッフェル塔を盗む、ってのは魅力的なものの、シリーズとしては弱め。海外進出っていうボーナストラック的な位置かなあ。、2023/04/09

マッちゃま

20
シリーズ第8弾。怪盗淑女を名乗る人物からの予告状「エッフェル塔をいただきに参上いたします」を阻止するため名探偵 掟上今日子はパリへ向かう。今回の相棒は隠館厄介くん。2人はこの難題を無事に防ぐことができるのか?そもそもエッフェル塔は盗めるのか?なぜ盗む?どうやって盗むのか?それをいつものロジカルだかロジカルじゃないのか何とも言えない会話が楽しいのは本シリーズの好きな部分です。ミステリっぽくなさそうでも、やっぱ少なくとも探偵が活躍する物語だと感じます。ラストちょこっと書かれた部分めちゃ読みたいんですけど(笑)2023/03/20

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