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内容説明
あなたが頑張るほど、メンバーはどんどん離れていく!? 「忙しすぎるマネジャー」を救う34の仕組みを紹介。今や日本のほとんどの管理職は「プレイングマネジャー」。個人の目標をクリアしつつ、チームのマネジメントまでこなすのは極めて困難である。しかし、そこで「頑張る」という選択をすると、ドツボにはまることになる。メンバーは自立せず、仕事はいつまでも減らず、ついには「燃え尽き」の危険性も……。いったい、どうすればいいのか。その答えが本書だ。著者はトップコンサルタントとして活躍した後、現在はビジネススクールで教鞭を取る。一見、華々しいキャリアだが、実はかつては「最凶のマネジャー」と呼ばれ、チーム運営に大いに苦しんだ過去を持つ。しかし、ある時、チームを動かすには「仕組み」が重要であることに気づき、それを実践。結果として「頑張らなくても成果が出る」チーム作りを実現し、コンサルティング会社の日本トップを務めるまでになった。本書はまさにその「体験から導き出された」仕組みを説くもの。ブレインジャック創造思考/「ベン図法」対話術/ムカデ型ミーティング/「評価棚上げ」宣言/五階級特進作戦/9to5時間管理/ドタキャン作戦/ネアカ評価/勲章を部下に/笑顔の仮面……など、ネーミングもユニークな34の手法を紹介。「頑張っても頑張っても仕事が減らない」「どうしても部下に任せられない」「メンバーがなかなか自主的に動いてくれない」そんなマネジャー必見の「任せ方の教科書」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギルダーツ
10
タイトルに惹かれたが……まあまあな読了感。参考になった点❶自分の思考時間を確保する、これは通常業務に追われてつい後回しになっている全体俯瞰と将来を思考するための時間を予め決めておく❷とりあえずの禁止、これは中国の兵法書「孫子」にある「拙速は巧遅に勝る」という自分の仕事のポリシーにも通じるもの。少ない情報で仮説を立てて後から充足させる❸分からないふりミーティング、これは自分の立てた仮説を敢えて言わないでメンバーに考えさせ、成長を促すための方法。ただこれは相手次第であり、誰彼構わずやるとスピードが落ちるな。2024/03/20
Salsaru
9
部下ができたもので。 結局自分がやってもらいたかったことをやれば良いみたい。任せる、信じる、責任取る、意見を聞くかね。2023/05/07
文太
7
チームのために自らがなんでもやり、頑張るのではなく、仕組み作りを頑張ること。仕組みさえ作ってしまえば、メンバー自らが積極的に動き出す。リーダーが頻繁に異動し、数年で受け持つチームが変わる私の会社において、仕組みが確立していて、どのチームでもこの仕組みを使えば良いと思えるのは気が楽。2023/11/03
PIYOBLACK
3
リーダーシップ論。どう行動したら、自発的な組織になってくれるのかを著者の経験から考察している。トップダウンな組織ではなく、フラットな組織作り。リーダーは仮説を持って、それを隠してチームの皆に考えさせるやり方は使えそう。2024/01/16
srmz
3
仕事のために読んだ本!率直にコレをやってる皆はスゴイ...🎉実際にやってみても、上手く行かないこともあれば意外とハマることもある。本書が全てというよりかは色々試してその組織やチームにあったやり方を見つけることが大事。本書はHOW集でもあるので本質を学ぶことができた!汎用性は高い!コレ全てできたらうまくいくのかな!?一方で目新しいものはなくそうだよなと共感納得するものが多い。パッとしない印象はあるものの読んで良かった★3.52023/06/10