日本ゲートウェイ

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¥1,870
  • 電子書籍

日本ゲートウェイ

  • 著者名:楡周平
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 祥伝社(2023/03発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396636401

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内容説明

全国の首長、社長は必読!
アフターコロナをチャンスに活かせ。今こそ日本は世界に飛翔する!
『プラチナタウン』『食王』の著者が描く、どん底の老舗百貨店と、この国を再生する秘策とは!?

明けない夜はない。
目から鱗の日本再生計画を創れ!
明治期に日本橋で創業の老舗マルトミ百貨店は、コロナ禍でメインバンクから追加融資を止められ、倒産の危機に瀕していた。
憔悴しきった社長の富島栄二郎は、偶然にも四井商事の専務・徳田創と再会する。富島は若い頃四井で修業したことがあり、二人は同期だった。富島の窮状を聞いた徳田は同じく同期でプラチナタウンを作った山崎鉄郎を紹介する。
藁にもすがる思いで山崎を頼る富島。同様の相談を複数受けていた山崎の中でそれらは化学反応を示し、再建案は思わぬ方向に向かい始め――
苦況の日本を救う、目から鱗の再生構想とは!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

279
プラチナタウン続編で、『食王』ともリンクしていることに、かなり後半になって気づいた。著者らしい、日本の未来を明るくするためのアイデアをフィクションに込めた、夢のある物語で元気をもらえる。反面、今までと決定的に異なる部分があり、マルトミ百貨店の社長である栄二郎に主体性がなく、他人のアイデアを丸受けしてしまっている点は引っ掛かる。新規事業に携わるリーダーの資質が正否を分けると物語内でも語られているのに、栄二郎にその手のリーダーシップが発揮出来るようには感じられず、そのせいで小説としては完成度が落ちてしまった。2023/04/10

starbro

211
楡 周平は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。『プラチナタウン』シリーズ第三弾、私が仕事で考えた企画に近いので、ワクワクしながら読みました。 私なら本書の企画に、更に以下の内容を追加します。 ①ふるさと納税との融合、②産直品の店舗受取時送料無料、③47都道府県総選挙で定期的に店舗区画見直す制度 https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=97843966364012023/03/27

まちゃ

96
アフターコロナを見据えたビジネス課題の解決、そして地方を元気にする日本再生。楡さんらしいビジネス視点で日本を元気にする物語。面白かったです。日本社会と日本人は、急激な変化を好まないけれど、世代交代を経て社会は変わってきていると思います。この流れが良い方向に向かって、日本が元気になることを期待。2023/04/08

ゆみねこ

79
コロナ禍で頼みのインバウンドのあてが外れ苦境に陥った老舗百貨店。銀行からの融資を断られ倒産のピンチに。そこからの再生のアイデアは面白く、実現したらかなりの集客が見込めるかも?プラチナタウン・和僑の続編に食王をプラス。2023/04/04

ナミのママ

75
『プラチナタウン』『和僑』に続くシリーズ3作目で『食王』の続編、という位置づけかな。コロナで営業自粛、時短営業、酒類提供停止、県を跨いでの往来自粛という背景の中、日本橋の老舗百貨店は倒産危機に直面している。起死回生のプランはあるのか?どうなる事か、楽しいアイデアだった。百貨店社長が元・四井商事勤務で、その同期の人脈が華やか。おじさん達、頑張ったね。読みやすくて読後もスッキリ。2023/03/29

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