健康寿命をのばす 脳と食べものの大切な話 誰でもできる１００歳超え

著者名：榊原常緑【著】

中央公論新社（2023/02発売）

• ISBN：9784120055911

内容説明

７０歳、８０歳の人でも、これから先まだまだ２０年から３０年も健康で長生きできる。脳神経外科医が自らの患者たちをみつめつづけた結論は、「適切な食事さえとれば、脳は１００歳まで成長しつづける」「脳の回復には笑顔が大事」ということだった。運動と笑顔を日課にして、毎日毎食適切な食事をすれば、百寿者、そして１００歳以上でも健康な道すじがはっきりと開けてくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[チャー]

本書は、脳神経外科医の著者が食生活、気持ちの持ち方、免疫、長寿遺伝子の４つの視点から健康と脳の関わり合いについて解説している。糖質は主にエネルギーであり、体を構成するのはほとんどが水と資質とタンパク質。健康を保つには酸化、糖化、炎症を避けることが必要。過度な糖質の摂取はやはりよくない。副交感神経は免疫にも大きく影響しており適切に働かせるためにはゆったりとリラックスした気の持ち方が有用。寿命に関わるテロメアは様々な要因で短くなりストレスや感情にも影響されるとのこと。血液検査で免疫力を知ることもできるようだ。

2023/06/13