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内容説明
「撮りたいモノが見つかったらその瞬間から映画作りは始まる」
マズルカはニャカデミー賞カメラマン。穏やかで退屈な日常を過ごす中で、また熱に浮かされるような創作の渦の中に身を置きたいと感じている。そんなとき、ストリートミュージシャン・ビビと出会ったマズルカは、彼女を敏腕映画プロデューサーのポンポさんに紹介し、自分のカメラでビビが歌を唄う映画を撮りたいと訴えて……！？
脚本も手掛けようと学び苦しむマズルカ、ミュージシャンという夢をつかもうと奮闘するビビ、そしてポンポさんたちの、創作の狂気と感動を再び！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
15
★★★★★また続いてくれて嬉しいのだが、やっぱりナンバリングだけは難解で、発売されたことをすぐに気づけなかったことだけが残念。天才カメラマンのマズルカちゃんが、とあるストリートミュージシャンの少女にインスピレーションを得て、彼女を主役として映画を撮ろうとする物語。撮りたい絵はあるのに、それを取るための脚本が書けないと、クリエイターの沼にはまるマズルカちゃんの情熱と執念が非常に良かった。脚本を学んだからこそ、撮るべきを撮り、撮らざるべきを撮らないというカメラの技能にフィードバックしていたのも印象的。2023/03/13
こむこむ
10
ポンポさんの続きが出てうれしい。しかも1だから続く予感。今回も最高でした。2023/02/28
コリエル
6
シナリオライツに関するウンチクなども交えながら手堅く面白い話になっていたが、マズルカがビビの何にそこまでインスピレーションを掻き立てられたのかを具体化してくれたらもっと良かったかな。あくまでマズルカの成長物語であって、ビビは添え物って感じのままサクセスしちゃったのがやや惜しい。2023/03/06
オジャオジャ
2
ポンポさんシリーズで僕の最推しキャラなマズルカちゃんが主役のマンガが読めて嬉しい！マズルカちゃんのジーンくんの背中を追うように破滅的な創作者人生の第一歩を踏み出したと言うにはかなり掴みは良い作品だなと。ちょいとビビちゃんのサクセストントン拍子過ぎたりマズルカちゃんとビビちゃんの友情が感じられるシーンが希薄なのが気になりますがまあ導入とはまずまずの出来でしょう。2023/03/12
hirokazu
2
「ポンポさん3」のあとがきに「おそらくポンポさんを描くのはこれが最後になる」とあったので、なんらかの心境の変化があったのかな？と思いましたが、上司命令でしたか。…身も蓋もない。1巻と銘打ってあるけど、2巻出るかなあ？しかし、男性キャラがほとんど出ない中、ジーン君の影が一番薄かった。2023/03/04
