スターツ出版文庫<br> 捨てられた花嫁と山神の生贄婚

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スターツ出版文庫
捨てられた花嫁と山神の生贄婚

  • 著者名:飛野猶/夏目レモン
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • スターツ出版(2023/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784813713968

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内容説明

没落商家の三笠家で、義理の母と妹に虐げられながら育った絹子。義母の企みにより、山神様への嫁入りという名目で山の中に捨てられてしまう。そこへ現れたのは、人間離れした美しさをまとう男・加々見。彼こそが実在しないと思われていた山神様だった。「ずっと待っていた、君を」と手を差し伸べられ、幽世にある彼の屋敷へ。莫大な資産を持つ実業家でもある加々見のもとでお姫様のように大事にされ、次第に絹子も彼に心を寄せるようになる。しかし、そんな絹子を妬んだ義母たちの魔の手が伸びてきて―!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なみ

16
没落商家で虐げられていた絹子はある日、山神様への生贄として山に捨てられてしまう。 しかし山神様である加々見の正体は、莫大な資産を持つ美しい男で、絹子は彼に溺愛されるように。 胸が幸せで満たされる素敵な作品でした。 絹子を狙うあやかしも出てきますが、しっかり守ってくれる加々見さんが格好良かったです。 あと琳次郎ちゃんが可愛すぎるので飼いたいです……。2023/03/07

8
さらっと読了。先代のみこの正体そうきたか。琳次郎が可愛かった。2023/06/07

HASE, Moto

3
時は明治。母亡き後、父や継母や義妹からいじめられ、使用人同然に扱われていた絹子は、100年前の祖先がそうしたのと同じように、山神への生贄として山中のあばら家に送られる。そこへ迎えに来たのは、見目麗しい男の姿をした山神だった。 ご一新に伴う宗教政策の変化を機敏に読み取り、人間の実業家としての顔を持つことにした山神・加々見の、明治帝都の紳士らしいエスコートが格好いい。かと思えば、彼の屋敷に住まう者の顔ぶれは昔話風でほっこりしたり。 絹子が少しずつ顔を上げられるようになるのが健気でたくましくて素敵だった。2023/02/27

マコト

2
ラストはハッピーエンドになるとはわかっていても、悪い奴が出てきてさらわれる展開はハラハラする(14)2025/01/26

コスモ

2
虐げられていた主人公だけど、とても強い心を持って生き抜こうと頑張る姿が魅力的でした!2023/09/05

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