内容説明
Mリーグ2021-22シーズンMVP・瑞原明奈、初の自伝フォトエッセイ!
麻雀プロリーグ戦・MリーグのU-NEXT Piratesで活躍する著者が、
初めて語った「自分」について、麻雀との出会いや麻雀における苦楽について、
そして2児の母として、麻雀プロとして、いままでとこれからの人生を語る。
現在の瑞原明奈を形成するすべてを綴った一冊。
3シーズン分のMリーグ戦記や、自身による対局解説も収録!
なかなかお目にかかれない激レア私服ショットも満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ザビ
13
日本一麻雀の強いママのMリーグエッセイ。麻雀本といえば最強とか必勝などの冠がつきがちだが、この本は"つれづれ"。「常に考えるのは損得。今この瞬間、盤面で最善と思える選択に集中するのみ」「麻雀が強い、上手い、評価されたいという呪いを解くことが大事」この余計な脂肪をまとわないメンタルこそ最強なんじゃないかと。麻雀Mリーグで3年連続MVP争いをしている偉業はこのメンタルにあると思う。「偉業を遂げるとか高く評価されるとかではなく、楽しい時間や幸せの多さこそが人生の価値だと考えています」このしなやかさ、大切。2024/03/08
きゃれら
12
Kindleで読んだ「馬場裕一の見た夢」の流れで麻雀切取り動画でよくお見掛けするプロ・瑞原さんが書き、タイトル「切った牌はもどらない」がかっこいい本書が目にとまった。二児の母とは知らなかった。生活信条、人生の組み立て、麻雀への姿勢、勝負哲学等々、親しみやすい柔らかない口調で語っているエッセイ。必要以上に力こぶ出してない自然体で、これでMリーグのMVP、つまりは最強だというんだから、ひたすらすごい。強い、上手いと思われたい、評価されたい、という心は合理的思考の邪魔だと言い切るところに強さの秘密がありそうだ。2024/08/20
スラ
1
簡易な文章でさらっと読みやすいエッセイ。牌譜検討はオマケ程度。前半のMメインの話よりも後半のほうが瑞原さんの本質に少しだけ触れられるような内容で面白かった。2023/10/06
otsuri
1
Mリーグ2021-22シーズンMVPの瑞原プロのエッセイ本。理論的で読みやすく、とはいえ含蓄ある話がたくさんで読み応えがありました。緊張予防の章は特に。2023/05/12
parallel lines
1
麻雀プロの瑞原明奈さんのエッセイ。Mリーグという麻雀の最前線で闘う人として、一人の麻雀プロとして、そして母親としての苦悩や決意が、柔らかくも筆圧強く込められた文章で著されている。麻雀が好きな人、親となる人、女性、そして全ての挑む人に読んでほしい一冊。芯を強く持っている人生は、誰かを勇気づける力がある。2023/04/22