山と溪谷社<br> ヤマケイ文庫 牧野富太郎と、山

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山と溪谷社
ヤマケイ文庫 牧野富太郎と、山

  • 著者名:牧野富太郎
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 山と溪谷社(2023/03発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635049634

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内容説明

日本の植物学の父・牧野富太郎氏は植物を観察・採集するために日本各地の山々を訪れ、そのときの様子をエッセイに残した。
幼少期の佐川の山での出来事を綴る「狐の屁玉」、植物を追い求めるあまり危うく遭難しかけた「利尻山とその植物」、日本各地の高山植物の植生と魅力を存分に語る「夢のように美しい高山植物」など山と植物にまつわる39のエッセイを選出。

エッセイに登場する山のデータも収載し、牧野富太郎が登った山を訪ねるガイドとしても楽しめる。

解説/梨木香歩

■内容
なぜ花は匂うか?

*北海道から東北
利尻山とその植物[利尻山]
シリベシ山をなぜ後方羊蹄山と書いたか[羊蹄山]
マルミアスナロ[恐山]
ニギリタケ[恐山]
秋田ブキ談義[秋田の山野]

*関東甲信越から中部
山草の分布[釧路雌阿寒岳、八甲田山、栗駒山、鳥海山、早池峰山、駒ケ岳、戸隠山、越後清水峠、大山]
長蔵の一喝[尾瀬]
アカヌマアヤメ[日光山]
アケビ[筑波山、高尾山]
日本に秋海棠の自生はない[清澄山、那智山]
萌え出づる春の若草[日本の山野]
用便の功名[箱根山]
箱根の植物[箱根山]
富士登山と植物[富士山]
富士山の美容を整える[富士山]
美男かづら[富士山]
夢のように美しい高山植物[岩手山、立山、八ヶ岳、御岳山]
越中立山のハギ[立山]
二三の高山植物に就て話す[白山、金精峠]
山草の採集[白馬岳、八ヶ岳]
ナンジャモンジャの木[神崎森]
馬糞譚は美味な食菌[飛騨山脈]
火山を半分に縦割りにして見たい[小室山]

*近畿から中四国、九州
東京への初旅[伊吹山]
『草木図説』のサワアザミとマアザミ[伊吹山]
アセビ[六甲山]
紀州高野山の蛇柳[高野山]
石吊り蜘蛛[三段峡]
万年芝[三段峡]
地獄虫[佐川の山]
狐の屁玉[佐川の山]
火の玉を見たこと[横倉山]
いわゆる京丸の牡丹[横倉山]
シシンラン[土佐の奥山]
桜に寄せて[奥の土居]
豊後に梅の野生地を訪う[井の内谷]

植物と心中する男

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

56
彼の山関連エッセイをまとめた本。先日読んだ最後のエッセイ集とかぶる部分が結構あった。 解説、梨木香歩。やっぱファンなんですね。いとうせいこうとか荒俣宏とかも牧野ファン。なんかわかる。2023/10/09

T2y@

39
朝ドラ中の積読からようやく年内に読了。 紀行文かと思いきや、然に非ず。フィールドワークの記録が綴られ、彼は山では無くあくまで植物を追い続けたその姿が垣間見える。2023/12/27

Roko

33
この本を読んで感じるのは、植物が好きで好きでたまらないという感覚です。ですから、その思いの丈を話してもわかってくれる人はなかなかいなかったのでしょう。それだけに、理解者が現れた時には、きっと熱く熱く語りあったのでしょう。 植物採集が好き、絵を描くのも好き、文献を読むために英語やラテン語の勉強をするのも好き、こんな凄い方が日本の植物学の礎を築いたのです。彼を超える人は今後も現れそうにないなぁ。この本をくださった読友さんに感謝!とても面白かったです。2023/04/28

フム

26
日本の植物学の父、牧野富太郎は植物の調査と採集のために、日本各地の山々を訪れている。本書は数々のエッセイの中から、山と植物にまつわる作品を選んで収録した。冒頭、利尻山に登って採集をしたエッセイがあるのだが強烈だった。同行の加藤子爵とその荷物を持つ人足達と大勢で出かけたものの、途中で連絡も取れないくらい離れてしまう。植物採集に夢中になって山行計画も何もなくなってしまうのだろう。登山で言えば遭難と言えるような危険な目に遭いながらの植物採集だが、本人は植物に夢中で気にならないようなところも感心してしまった。2025/11/24

まさ

22
植物への純粋な愛情を感じてしまう牧野富太郎のエッセイ。山域別にまとまっているので、ホームグラウンドの山の植物については、読みながら、次に登るときにはじっくり観察してみようと思ってしまう。一部、時代の古さもあるからか一方通行の思いも感じられるけど、それもまたこの人の味なのだろう。後半に牧野氏の地元の低山でのエッセイがまとめられ、私はここに載る植物以外の牧野氏の人となりに興味をおぼえた。2023/05/17

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