ミニマル料理

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¥1,760
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ミニマル料理

  • 著者名:稲田俊輔【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 柴田書店(2023/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784388063611

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内容説明

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「そのレシピ、どこまでシンプルにできる?」

「以前は家で作るのがあたり前だったあのおかず、現代向けに作るなら?」
──著者・稲田俊輔氏のそんな思考実験から生まれた85の「ミニマル料理」を、プロセス写真付きの「基本形」と、味付けや付け合わせを変えた「展開形」に分けて掲載。

「30分チキン」「ミニマル麻婆豆腐」「(ひとつの材料)だけスパ」など、Twitterで大きな話題を呼んだ料理もブラッシュアップした「決定版」として多数収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

39
この人の本はいつも単純明快で、嘘がないところが好きだ。真摯に何かに驚き、理解できるまで徹底的に試行錯誤を続ける。その姿勢が好きだ。なんというのかな、曖昧さを残さない「美味しい」の完全共有化というか、一般化というか。食べ物に真剣に向き合うという工程の、著者の視点にはいつも学ぶところ大だ。今回も面白かった。2024/02/05

baboocon

18
タイトルを見たときから気になっていたレシピ本。紹介されているメニューはよくある家庭料理だけど、タイトルに違わず材料も手順もミニマルにそぎ落としている。麻婆豆腐やトマト卵炒め、30分チキンなどいくつか作ってみたけれど、簡単にできてとても美味しい。料理本の個人的バイブルになりそうな1冊です。2023/07/30

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

17
料理研究家さんは、とにかく「書いてある通りに作れ」と口を酸っぱくして言われますね。書かれてある通りに作ることの大切さを思い知らされた本でした。鍋も含めて出来上がりの重量で仕上がりを判断するという。材料も手順も、あまりのミニマルさに「ほんまにこれでええんか?」と疑心暗鬼であったことを白状いたします。巻頭のナスビのメニューから「おおっっっ!!」ってなりました。試しに、書かれた通りの言いつけを守らずにというパターンでも作ってみましたよ。結果はご想像あれ。 2025/05/21

八角屋

9
レシピ本を最初から最後まで読んだのは初めてカモ。料理ってこんなんでいいんだよな、と気付かされる。その通り作ってみたら、そこそこ美味しいし。いいんだこれで。パスタのゆで方の中に、家族を食卓に呼ぶタイミングまで書かれているところがヨカッタ。2024/03/08

gotomegu

8
イナダさんのエッセイが大好き。まるで一緒に料理を食べてるかのような臨場感と、深い料理知識。そんなイナダさんが手がけたレシピ本、面白くないはずがない。本書の冒頭から心をつかまれる。削ぎ落としていった結果「そもそもおいしいって何だ?」という、究極の問い。このレシピ集には著者の料理哲学が詰まっている。ページをめくるだけ、読むだけでも楽しめる。レシピは、重さを厳密に計量することで再現性を高めた新しいスタイル。ナスの季節がきたら、ナスの醤油煮をやってみたい!2025/01/02

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