内容説明
発達を専門とする人気精神科医・本田秀夫氏による、10代から知っておきたい人生のヒント集。
「先生の話に集中できない」「友達と話が合わない」「自分のペースを大事にしたい」……自分の特性に悩む人の特徴をおさえ、対処法をまとめました。
よくあるお悩みごとに対処法をまとめ、文章だけではなくマンガと図を組み合わせて解説しているので、気が向いたところから気軽に読むことができます。
子どもの気持ちを理解したい保護者、教育関係者、支援者にもぜひ手に取ってほしい1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
17
好きなことは、得意でなくていい。変わらなくてもいい。好きなことがあると、あきらめることができるようになる。決めることができるようになる。人間関係が運で決まることもある。お互い様。2025/10/27
みゃーこ
15
「普通」なんてその時代によって変わるものを一生懸命合わせなくていい。この本では何度も「自分らしさを大事に」というキーワードが出てくる。誰かに合わせること。誰かのせいにすること。それは結果的に自信を失わせるし人を信じられなくなる。それなら苦手を無理に克服するのではなく、あくまで自分の得意を自分らしさとして受け入れて伸ばしていこうとする。友達はおみくじみたいなもの。運で決まる。自分らしく楽しく生きてるところに自然と友達ができる。10代の悩みをわかりやすく。2025/08/10
どりーむとら 本を読むことでよりよく生きたい
15
自分が10代のときに出会えたらよかった本。今でも参考になる所が多い。特に、頑張りすぎることがよくないことや、友達関係は「お互いさまであることが大切であること」そして程よい距離の取り方を持つことが大切であること。これは現在自治会長をしているが心に置いていくことが大切であると感じている。前の自治会長さんから、すべて自分でしようとするところがいけないとい。いろんな役割の人に役目を引き受けてもらいながらうまく自治会を運営することも大切だと思った。2023/09/06
n-shun1
6
10代は自意識過剰の時代。周りには同年代しかいないし、いろんな尺度で序列化されやすい環境。やればできるという幻想、周囲からの期待と自分の期待、現実から離れた希望を普通と思い込み、勝手に落ち込むこと多し。本書は具体的な悩みに、きっちり具体的な考え方や取り組み案を提示する。一方で、世界が狭いので(わざと見ないようにすることも)、自我を肥大させて、根拠もない自信をみなぎらせる。昔は文学作品の登場人物や伝記になる実在の人物の思考や行動を参考に解決?していたのかもしれないなぁ。2023/10/03
しゅんぺい(笑)
4
なんか、ひとって自分がこうなりたいっていう確たるイメージもないまま漠然とした理想と現状を比べて落ち込んでるねんなって、あらためて思った。ひとつできへんかったからってすべてを否定する必要はあれへんし、まずは自分がどうありたいか、どう他者と関係を築きたいか。自戒やわ。2023/05/17
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