内容説明
輸血治療をうける犬たちのために生かされているだけの『いのち』があるなんて……ケリーさんは動物病院の地下室にいた供血犬に出会って、そう思った。動物の献血プロジェクトからアニマルウェルフェアを考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
航輝
4
図書館本 供血犬の存在をこの本で初めて知った 中でもこの本で紹介されている犬達は劣悪な環境で育った 最後は幸せな家族に引き取られてよかったけど、残念な結果になった子もいる もっと多くの人に知ってほしい2023/05/17
ゆかり
1
この本を読んで、初めて供血犬(猫)の存在を知った。2023/05/11
ゆうぴょん
1
小6娘。供血犬や猫がいたなんて親の私も知らなかった。 それも、悪質なブリーダー等ではなく、動物病院の地下室で劣悪な環境下に置かれているとは大ショック。 その犬たちを救うべき立ち上がったのは日本へきてボランティア活動に熱心なケリーさんだった。 ケリーさんの活動で動物たちは救われるのだが。 この事実をもっと知るべきだと思う。2023/04/08
32gon
1
この本読むまで供血犬や供血猫のことを全く知らなかった。輸血をするためにいかされ、地下室で、劣悪な環境におかれているとは。その犬たちが、犬らしい生活を送れるよう奔走するケリーさん。最後を幸せに送れるよう、飼い主をさがしたり、献血ドナーを呼びかけたり。取材をもとにかかれ読みやすい。2023/03/02
jotadanobu
0
シロの訃報記事をたまたま目にし、供血犬、供血猫について初めて知った。すぐにこの本を購入し、一気に読んだ。涙が止まらなかった。ないものを互いに奪い合うのではなく、あるのもを大切にし、ゆずりあう。いかにそれが大切なのかを、ケリーさんやシロたちは教えてくれているように思う。子どもたちにもしっかりと伝えて行きたい。2024/03/19