内容説明
メルヴレイ帝国の皇子として生まれながら “厄災の皇子”として忌み嫌われ幽閉されたヴァレリウス。塔中の書物を貪り読んで育った彼に、ついに謀刺客の手が伸びる。一命をとりとめたヴァレリウスは、国外へ逃亡する道中で、サヴァルタ公国のリューディア公女と出会う。彼女の参謀となることで、彼の運命は大きく動き出す――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
4
一応戦記ものだと思うんですが、緩いというか、軽いというか。なんかこう、別に恋愛要素があるわけじゃないんですが、ちょっとキャラクターに緊張感がない。大河ドラマにしたからどうしても浅くて甘い部分が出てきてしまうのも、ね。最初から軽さを割り切って挿絵の良さに唸るのが吉か。続巻を読むことはないでしょう。2023/12/14
菊地
1
公女殿下にもうちょっと「幸せになって欲しい女の子としての魅力」や「王となるべき素質」が欲しかった。2023/02/19
