内容説明
「どこまで書く気やねん」(ガーシー)
社会に混乱と破壊をもたらしながら真の悪を斬る「闇の仕事人」か、あるいはただの時代の「あぶく」として消え去るのか――
ガーシーとその黒幕、そして相棒たち。日本に遺恨を持つ「手負いの者たち」の正体と本音とは。
日本の政治、経済、芸能、メディアの歪がつくりあげた爆弾男……彼らの本当の狙いとは何か、当事者本人が次々と実名で語る!
目次
すべてを失い、ドバイにやってきた男
ガーシーとの出会い
秘密のドバイ配信
急展開の示談成立
幻のインタビュー 「自分は悪党」
参院選出馬
FC2創業者
朝日新聞の事なかれ主義
元ネオヒルズ族
ガーシー議員の誕生
黒幕A
元大阪府警の動画制作者
元バンドマンの議員秘書
ワンピースと水滸伝 「悪党」と「正義」
嵐のバースデー
モーニングルーティン
年商30億の男
王族をつなぐ元赤軍派
痛恨のドバイ総領事館事件
近親者の証言
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
94
ガーシー一味の行状を追った作品である。 スキャンダル暴露Youtuberとして 名を馳せた男の記録である。本題ではないが、馴染みのないドバイの風景が新鮮で興味深い。 SNSを背景にした「一人週刊誌」の暴露系Youtuberはどのようにして出現したのか… ガーシーに群がる人脈が怪しい…真偽の程はよくわからないが、ガーシー一派の鬱屈が わかる気もする、そんな本だった。2023/10/18
ma-bo
77
発売が3月なので、議員除名や帰国し逮捕される前。BTS詐欺からのYouTubeでの暴露、政治家転身あたりの流れを元朝日新聞記者でドバイ支局長だった著者が密着取材したルポ。周囲の人脈・一味に取材し周りから見たガーシー感が強い内容。ガーシーに対しては肯定も否定もせずニュートラルには読めた。せっかくなのでその後の続編も取材して出してほしい。2023/07/16
mazda
72
有名人に合わせてあげると言って、大金を巻き上げた人だったのですね…。芸能人に異性をアテンドしてあげるという仕事が成り立つのも、芸能界という特殊事情があるからなのでしょうけど、腹いせにYouTubeで暴露するのはどうかと思うし、そんな人を国会議員にしてしまう国民や選挙制度もどうかと思いました。2024/06/12
33 kouch
42
ヒールに酔いしれたような、何らかの思想で自らを美化しギリギリでアイデンティティを保っているような、そんな一味のお話。滑稽でもあり喜劇。ガーシーはこれを読むと意外に純粋で義理堅い人物に描かれている。しかも寛容、義侠といったところか。ただ著者が上記一味に簡単に取材出来ることなど考えると、結局同じ穴の狢であり、そのガーシー像もも本を売るための演出なのかなと思ってしまう。真相は置いておいて、現代社会を違った角度で切ってくれるヒールの波乱万丈記として読めばとても楽しめる一冊。2024/11/23
ばんだねいっぺい
25
鼠小僧的な義賊としてもっと幅広く支持を得られたら変わったのかな。今ではもう白虎隊的な運命というか。2023/03/18
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