内容説明
聖徳太子をキリストに仕立てようとした蘇我馬子の狙いとは? 蘇我氏の野望と聖徳太子伝説を読み解く。
仏教受容をめぐって古代日本で起きた権力闘争の本質に迫る!
『ユダヤ人埴輪があった!』『京都はユダヤ人秦氏がつくった』に続くシリーズ第3弾。
◎厩戸皇子という名と蘇我馬子という名前
◎丁末の役 蘇我・物部氏の争い
◎蘇我馬子による崇峻天皇の殺害
◎推古天皇の即位の例外性
◎馬子はいかに聖徳太子をキリストにしたかったか
◎聖徳太子の思想が馬子の謀略と対決した『三経義疏』と「和」の思想
◎法隆寺『釈迦三尊像』の光背に刻まれた銘文の意味
◎聖徳太子は暗殺されたか 妃、太子の薨去日の一日のずれ
◎蘇我入鹿による山背大兄王一族の暗殺
◎乙巳の変 蘇我氏支配の終焉
◎「大化の改新」とは何か 聖徳太子の政治思想の実現の試み
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
軍縮地球市民shinshin
12
著者の手にかかるとみんなユダヤ人になってしまう。蘇我氏がユダヤ系だと主張し、その根拠は「蘇我」が「我、蘇り」と読んでキリストの復活を暗示しているという。なんでユダヤ人なのにキリストなのか?とか意味不明。有名な聖徳太子の肖像画の左右に立っている二王子の髪型はみずらで、それがユダヤ教徒特有のもみあげが巻髪になっているものの変形だという。それと聖徳太子はキリストに仮託して蘇我馬子が命名したので「厩戸皇子」となった、などなど。牽強付会な推測のオンパレードで、本格的なトンデモ歴史本になってしまったなぁ……。慨嘆。2023/04/12
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