バンチコミックス クマ撃ちの女 10巻【電子特典付き】

著者名：安島薮太【著】

新潮社（2023/02発売）

• ISBN：9784107725721

内容説明

中野の懇願により、弟子入りを認めたチアキ。猟を通じて、情を深めていく2人だったが、中野にはとある思惑があって……。自然が次々と猛威を振るう！　北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!　【電子版特典】巻末には電子書籍限定のカラーイラストを収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tamako]

なんというか、切ない話だな。ただ山の中でクマと対峙することを喜びとしているチアキさんに、周りが勝手な想いを持って近づいたり離れたり。狩猟の話だけではなく、女性が自分のやりたいことを貫く難しさが描かれているのが良い。締めはかなり死にかける感じだけど。

2023/03/18

[とんかつラバー]

中野ちゃん、おじさんに可愛がられるタイプじゃなかったのかwSNSの情報を鵜呑みにしてコスパやタイパを連呼してる人に何言っても無駄な気もするがチアキさんも親切になったな。既に開発された土俵（狩猟）で人脈も作らずお金儲けのついでに感謝とかありえないし。気になる所で続く！

2025/06/09

[毎日が日曜日]

★★★＋　たいして努力もせずに性急に結果だけを求める今どきの若者。

2023/02/26

[ネタバレ：トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち]

チアキくそめっちゃムカつくなぁ！！！！！！！！

2023/02/09

[烏鳥鷏]

気になるところで終わった。女性猟師同士ということで新米猟師の世話を見る編。女性は胸を使えるので銃を支える点が男性より一つ多くて安定させやすい、というのは反動で胸痛くないかと思ったが、連射するわけでもない猟銃なら大丈夫なのかな。酸いも甘いも噛み分けて逞しくなったように見えるチアキだったが、「要するに平気で違法なことするしデリカシーのない猟師のおっさん社会に飲まれたんでしょ」という指摘は、確かにそうとも言えるよなー。山中の排泄事情など、繊細さを保ったままではやっていけないが

2023/08/04