内容説明
法然上人(1133-1212)の生涯と思想を紹介しながら、その生き方や考え方が現代に生きる私たちにどのような示唆を与えてくれるのかを解明する。「いかにして仏教を人生に活かすか」を長年探究してきた著者の思索の集大成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
26
法然上人の教えである専修念仏とは全てを赦すこと。著者なりの解釈は「南無そのまんま・そのまんま」。いい響きだ、なんだか楽になった。「そのまんま・そのまんま」今日から私の座右の銘だ。いい本に巡り合った。有難うございます。2025/06/03
かに
5
法然の生涯と教えについて。出家者のみを対象とした国家仏教ではなく、大衆に向けた仏教を広める。 念仏を唱えれば、阿弥陀仏が救ってくれる。 生活は「快適さ」の上に築かれる。人生は「苦しみと悲しみ」の上に築かれる。人は人生に苦しみと悲しみを学びにきている。人生とは苦しいもの。お金や権力や生活などは一時的な楽である。手に入れたものはいずれなくなる。永遠なものではないものに執着せず、人生は苦しいものと認識して生きていく。2023/02/10
天使の奇跡
1
仏の物差しと世間の物差し。仏の物差しには目盛りがない、だから測らない、軽量しない、大小を比較しない。今の日本人は、あくせく、いらいら、がつがつ、法然の教えは、のんんびり、ゆったり、ほどほどに、そのまんまそのまんま。ありのままでいる、このまんまとそのまんまの違い!2023/08/15
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