内容説明
強豪校にいま一歩及ばなかったロータスが、なぜ、クリスマスボウル3連覇、公式戦52連勝という圧倒的な強さを発揮できるようになったのか。
本書では、ロータスが日本一に上り詰めるまでの軌跡を追いつつ、受験勉強を優先する進学校ならではのハンデをどのように糧に変え、独自の指導法を編み出していったのかをスポーツライターの相沢光一氏が肉薄。
技術指導だけでなく、人間教育によって個々の主体性を育み、その主体性をチームに転嫁する小林孝至監督の指導力に着目し、蓮の花の意であるチーム名に込められた願い、謙虚に学び続ける姿勢、「素直・謙虚・感謝」のモットーなど、チームづくりの原点を探ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
5
佼成学園も「クリスマスボウル」も知らなかったが、表紙の「なぜ弱小アメフト部が日本一になれたのか」という言葉に煽られて選ぶ。 アメフトは部員も多数必要で、防具などお金もかかるスポーツだ程度は知っているので弱小チームが簡単に強くはなれないことはわかる。 経験者で指導できる教員がいることが必須条件だと思うが部員集めも苦労され、進学校ということも制約がありそう。 監督が自主的なチーム運営を浸透しているのが、お互いに切磋琢磨しレベルアップを目指す仕組みが出来ているようだ。 管理主義ではなく自主的な運営が目新しい。2021/01/10
ブック
4
勝つチームというのは、どんな競技にも共通項があると思う。それは「人間教育」を主眼におきつつ、それを極めるために勝負にとことん拘るという姿勢だ。それは勝利至上主義ではないのだが、勝負に拘るだけで勝利至上主義だと勘違いしてしまう人にはなかなか理解できない領域だろう。書かれていふ内容に特別な驚きはないが、何が本当の厳しさであり、愛情なのか、という当たり前のことを実践しているということなのだと感じる。スポーツの意義のひとつは恩師との出会いだと思うが、小林先生と出会えた生徒たちは幸せだ。
ジョナサンジョースタァー
1
強いチームを作ると同時に、人としての成長も目指す姿勢が素晴らしい。今年のクリスマスボウルも見事な試合で優勝。1、2年生も素晴らしい選手がいるので来年以降も注目してます。2022/12/27
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