内容説明
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知って活かすと幸せになる。人気の授業を再録!
思いやり、やさしさ、豊かな感性、決断力…。女の子に必要な力を育むと注目されている「和の心得の授業」。中高一貫校である品川女子学院では、「28プロジェクト」(=卒業の18歳をゴールとせず28歳で活躍できる女の子になれる教育をする)の一環として、「日本を知る」授業があります。礼法、茶道、華道、着付け(浴衣)。これらの授業を再録し、どんな力が養われるのか、生徒たちにどんな変化が顕れたかも収録しました。
女の子の親御さんにぜひ。実は今さら聞けない作法の虎の巻にもなるからです。たとえば、※玄関で靴を脱ぐときどちら向きで脱ぐか?※和室の上座下座は?※茶道の茶碗はどちらに回すか?※花を格好よく見せる生け方バランスは?※着物(浴衣)は右前か左前か?
娘に教えておきたいし、聞かれても堂々と答えられます。しかも、その作法の理由がわかるので、腑に落ちる…。生徒になったつもりで授業を受けられるというわけです。国際化の前に、まずは自国文化を熟知する大切さも伝えたい。女子学生に向けた、このような類書はありません!自宅で出来ることも多数収録。読んで知って体験できる。幸せの花を咲かせてくれる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
国際社会になるからこそ。和の心得を。基本的な部分は大賛成です。けれどそれをはき違えると日本はまた内側を向いた教育になり、「日本がナンバーワンです!」になる気がする。自分のアイデンティティを誇りに思いつつも、世界に追い付けるスピード力と個性を娘には持ってほしい。和の心得はあくまでもベースだと思う。娘が社会人になる頃、「日本企業」はどこまで日本でいられるだろうか?と思いつつ。色々なしがらみに足ひっぱられている間に様々なチャンスはさらわれていくからなあ…。2018/05/25
ヘレン
0
他を気遣うおもてなしの心や美しい所作が日本文化に、こんなにもあるなんて♪ 自国の文化を見直すきっかけになりました。歩き方、お箸の持ち方、しびれにくい正座の仕方も取り入れるぞ!2014/04/09
げ
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子育てノウハウ本かと思い手に取りましたが、少し毛色が違いました。 著者が校長を務める品川女子学院では「真のグローバルには自国文化を知ることが大事」 という考えを持っており、華道、茶道、着付けに積極的に取り組んでおり、そこに焦点を当てて紹介する内容です。 各家元の先生方と著者漆原校長(当時)のインタビュー、及びそれぞれの基本的な情報(例えば、華道には薄茶と濃茶がありますよというようなもの)が載っています。 日本文化や品川女子学院に興味を持った高学年ぐらいの子供が、自分で読むのが良いかなと感じました。2019/05/06
みっつィ
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28歳で輝く女性になる話の心得レッスン ◆国際教育の前に日本を知る事。 美しい所作を身につけることは、本人を美しく見せるだけでなく、周囲の人々をも幸せな気持ちにさせる。 姿勢、お辞儀、食事の所作、 礼法。茶道。2018/01/06
yuifuwa
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再読!茶道体験2018/02/11