はじめての東南アジア政治[固定版面]

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はじめての東南アジア政治[固定版面]

  • ISBN:9784641150584

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内容説明

東南アジアの各国は,それぞれにさまざまな歴史的経緯をたどって現在の国ができあがってきました。本書では,そういった歴史をおさえたうえで,豊富なバリエーションをもつ各国の政治体制・経済状況・課題を解説していきます。また国際政治の中での東南アジアといった観点から,ASEANや日本との関係についても読み解きます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らっそ

6
ニュースなどで断片的に知ってたことが、この本でつながった。純粋に刺激を受けた。知識をトントン整える、この種の本に巡りあえて嬉しい2020/03/10

ドウ

5
著者に増原がいるため手に取った、タイトル通りの入門用教科書。第1部において、ASEAN諸国それぞれの特有な政治史を概説することで「縦」のラインを、第2部の比較政治・第3部の国際政治によって政治学研究に頻出の概念を提示するとともに越境的な東南アジア政治の特性を深掘りすることで「横」のラインを浮かび上がらせている。人が余剰で土地が不足の日本とは逆に、土地が余剰で人が不足していた東南アジアという序章の指摘が越境的な特性に影を落としているようで興味深い。難点を言えば、もっとアメリカの視点が欲しかったところ。2019/10/30

spanasu

1
東南アジア政治に関して、第一章では各国政治史、第二章では比較政治学、第三章では国際政治といった観点でまとめた本。列強による分割を受け、その国境を受け継いだ東南アジアの国々が、国民国家構築を進めていく歴史や、列挙分割を受け継いだゆえのその国民統合の限界がわかった。各国史も面白かったが、比較政治学的に東南アジアを分析するのが、東南アジアの姿が浮かび面白かった。2019/03/21

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