田辺聖子のエッセイ 女のイイ顔

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田辺聖子のエッセイ 女のイイ顔

  • 著者名:田辺聖子【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 中央公論新社(2023/01発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120056079

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内容説明

――ええ顔になってる。うまいトシのとりかたをしてる……いいなあ。いい顔になったなあ。

恋に仕事に趣味に家事に。結婚に妊活に子育てに介護に終活に……。
いつだって忙しく悩みはつきない。そんな女性の人生を、「まいにちバラ色」がモットーの著者が、あたたかく見つめたエッセイを精選。
肩の力を抜いて、みんなが「イイ顔」になりますように。
楽しく生きるヒントに満ちたアンソロジー。
巻末エッセイ:佐藤愛子「お聖さんの幸福」

【目次】
Ⅰ 女のイイ顔
とりあえずお昼/キラキラ生きる?/バラ色の人生/可愛い女からいい女へ/女のイイ顔/マンガになる顔/神戸の女性たち/幸福について―かるく一杯/私、これが好き―かるく一杯/女の自然

Ⅱ 結婚は楽し
恋愛の性・結婚の性/別れも楽し/おすすめ三十代結婚/「へーえ」の銀婚/

Ⅲ 老いてなおバラ色
老いる/オバンの夢/熟年と出家/「とんだりはねたり」と老いの花/「ヨタ」に生きる/乗り換えの多い旅/老いの現場報告/そのときはそのとき/九十年ひとむかし/万夫みな可憐―わが〈おっちゃん〉を見送るの記

Ⅳ 独りも楽し
また、可/……(テンテン)/日本の後家/独楽/彼の口癖

Ⅴ 我が頭なでてやる
書くことに捧げた私の「夢見子」人生/人生の贈りもの/我が頭なでてやる―幸せのヒント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

51
おせいさんは良い日々を送ってきたのだと思わずにはいられません。楽しんで生活する。毎日を愛しいと思えることこそ女のイイ顔なのです。2023/01/06

くさてる

24
70年代から2010年代までのお聖さんのエッセイ、インタビューで構成された一冊。こういうのを正しく女性のエンパワーメントというのではないかと思う。この時代の女性作家のエッセイなんて、いまの価値観で読めばさすがにちょっと……なものもあるはずなのに、ぐるっと回って一周したのか、それともお聖さんは正しかったということなのか、いいなあと思う。「みなさん、好きなことやりましょう!」という一言の力強いこと。良かったです。2023/03/29

月華

5
図書館 2022年12月発行。2019年6月に亡くなられた方のエッセイ再録。充実した生き方を去れたようです。2024/02/04

mariko

3
前半はかなり古い頃の作品。 若い人対象の話が多かった。 後半、おっちゃんと結婚して、この二人の関係が良い。 年老いた母親との付き合い方も今更ながら為になる。 連れ合いが亡くなってからの覚悟も小気味よい。 聖子さんの晩年の生き方がまねできないまでも、参考になります。2025/01/22

yurari

3
女性として産まれたことが嬉しくなるような、素敵なエッセイ。2023/04/05

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