内容説明
最深層不明の迷宮に挑み十数年。
単独行(ソロ)で前人未到の31層まで辿り着いた男は思う。
これ以上続けても強くはなれないと。
諦観と共に周囲を見て、迷宮と共に成長を続ける街の事すら知らないと理解する。
――最深への、最強への道は一休み。
ここはひとつ息抜きをしてみよう。
引退ではなく半引退を決めた最強の新たな「迷宮街」の探検譚が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
26
剣の道を極めるため日々研鑽を欠かさず。強い相手を求めて1人で迷宮に潜り最深層に到達したのに。出てくる魔獣があまり強くないため迷宮に潜るのを飽きてしまった。そんな彼は半引退宣言してもう極的に迷宮に潜らないと決めた。そして一休みしていたら、自身の視野が狭かった事に気がつき。そんな事をしていてリフレッシュした後に、野暮用で久しぶりに迷宮に潜って剣を振るうと以前より身体は硬くなったが、剣筋が良くなってる事に気がつく。それから彼は色々な人と関わって、他人に剣を教えたりして徐々に変わって行く。2023/02/03
ironas
3
Kindle Unlimitedで読了。2024/02/16
sawa
3
Kindle Unlimited。タイトルから推測するとなろう系?起伏のあるストーリーを求めて読み始めるとしんどいところもあったが、転生、ハーレム、(魔法とか神様とかの)チートがないので変なストレスがなく読みやすかった(属性って魔法?笑)。正直、街を彷徨う様子が延々と続いた時は異世界版の「深夜特急」かと思った。2024/02/08
菊地
2
これまでの攻略生活の中で顧みてこなかった拠点の街での生活を、最前線ドロップアウト後のスローライフの中で見つめなおすみたいな内容だった。半引退と言う表現が正しいかはわからない。2023/11/04
よし
1
迷宮で最強のソロ冒険者が寄り道をして視野が広がると言うか人生が広がるって話ですが、普通に面白い 続編がでたらぜひ読みたいですね2024/09/25