アクションコミックス 鬼人幻燈抄（コミック） 3

著者名：里見有【著】/中西モトオ【著】

双葉社（2023/01発売）

• ISBN：9784575440249

内容説明

二匹の鬼の襲来がきっかけとなって、葛野の村の人々は過酷な運命の渦へと飲み込まれることになった。甚太は復讐心を胸に、鬼神が現れると予言された遥か未来を目指す。葛野を旅立ち刀を振るい続けてはや十年、彼は江戸の町で「鬼を斬る夜叉が出る」と噂されるほどの剣士になっていた――江戸を舞台に、鬼と人の濃密な人間ドラマを描く江戸編が開幕！　鬼と人の170年の歴史を描く大人気和風ファンタジー巨編を、鬼才・里見有が漫画化！　アニメ化企画も進行中!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

この物語には、事後に欠けたピースが埋まる場面が輝くのだなぁ。あの商家の主人の最後の台詞が痺れる。まぁ早々に気づいてたんだろうけどさ。父親から見た現実と、甚夜から見ていた現実は違っていたんだろうな、切ない。取り返せない過去を踏まえて、夜叉はただ歩んで行く。二人の道は交わらないのかな。

2025/05/08

[雪紫]

期間限定無料の電子書籍にて読了。とにかく切な過ぎる。皆、自分より他者や想い人の幸せを願える人間や鬼だらけだったのに・・・。清正が鈴音を昔から気にかけてたのだってあれ以前から・・・。ラストの清正と甚夜の語りアニメ1話で欲しかったわ。江戸編も辛さと救いがある。齢を得て変わらないことや、わかったからこそ良きものは確かにあるよね。切なくて、それゆえに離さない。

2025/10/23

[Dー]

葛野編はプロローグだからしょうがないかもだけど、だいぶビターな話だった。それにしてもみんないい人ばっかりで本当に悲劇だったことが強調されていたように感じた。そして新章・江戸編。冒頭からまさかのエピソードでちょっとびっくりした。まだまだ江戸編で何が起こっていくのか不明すぎて気になる。

2025/09/19

[yuhta]

【次巻は読まない】持っているのがここまで。

2025/12/07

[まだ本気出してないだけ]

ここから何話か本筋に関係ない横道の話が差し挟まるのかなーと思ったら関係ある話でした笑 こんなに静かな物語なのにすごく面白い。気づいたらずっと読んでしまってる。すごい力だ。 【Kindle Unlimited】

2025/07/01