ちくま文庫<br> それからの僕にはマラソンがあった

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ちくま文庫
それからの僕にはマラソンがあった

  • 著者名:松浦弥太郎【著者】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 筑摩書房(2023/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480438379

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内容説明

ストレスに押しつぶされそうになったある日、ふと思った、「ちょっと走ってみよう」。そうして始まったマラソンは、それからの日々の欠かせない営みとなる。怪我を乗り越え走り続けるためには?タイムや距離をどのようにとらえるか、何をめざして走るのか……、すべてのランナーに贈る、走ることで見つけた仕事や生き方へのヒント。EKIDEN NEWSの西本武司との対談も収録。

目次

まえがき/第1章 300メートルから3キロへ/走り始めたのは……/すがすがしい疲れ方/毎日走る/3キロをめざす/億劫な気持ちを克服する/成長は積み重ねによって/継続こそちから/結果は直接的には見えない/自分を知る時間/カフェに行く感覚のランニング/失敗こそ学びである/初めて怪我をした!/急がばまわれ……/まだまだ学びはたくさんある/ランニングのギアについて/正しいシューズの選び方と履き方/素直な人/失敗の経験が大きな宝物になる/あえて向き合う/ランナー体型になると見えてくること/自分を変えることを恐れない/三年後の自分をイメージする/学びとはどういうものだろう/つらかったらやめればいい/第2章 7キロを45分で週3回/練習再開/ストレッチは自分で学ぶ/ポイントは正しいフォームだった/自分の能力の限界を知る/タイムは縮まらない/二度目の怪我/そして気がついたこと「体幹」/体幹とは何だろう/腹筋運動はもっとも大切なトレーニング/正しい答えを探すために/走ることは自分のリトマス試験紙/ランニングが生活スタイルを作った/三年という時間/目的を意識しているのが大切/チャレンジ/対談 西本武司+松浦弥太郎/走る自由だけは取り上げられたくない/第3章 1キロ5分45秒を守る/一日をルーティン化する/どんなふうに食べるか/自分なりの健康管理法/足を柔軟にすること/走ることに飽きる/八割はできた、そのあとは?/「美しさ」にたどり着く/上の世界に行くための発見/美しい走りに必要なもの/ほんとうのクオリティー/準備をしておく/美しさへの理想の距離とタイム/新しいランニングとは何か/古い固定観念にしばられない/走ってリフレッシュする/マラソン大会に出場する/マラソン大会で走るための目安/無理して走らない/年齢とともに生きる/向上心をあきらめない/健康は財産/美しさはすべてのもののなかに/文庫あとがき 無邪気さを取り戻す喜び/解説 遠くまでいくための本。 茂木健一郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

esop

70
走ることとは何だろうーーその答えは「チャレンジ」なのだと思う/もっといい方法があるかもしれない、自分の考えは浅はかだから/イライラしたり、怒ったりしているのは、起こったことを誰かのせいにしている証拠です/走ってる最中は頭の中がリフレッシュされます。いろんなものがふるいにかけられ、落ちていく感じがするー/走ることで、人は遠くまでいくことができるのだ/マラソン大会で走るための目安ーー二時間走り続けることができる2024/04/05

ツバサ

11
なぜ、走るのか。人それぞれ理由は違うが、目的があれば考え方や行動も変わる。自分もマラソンを始めたばかりだが、共感する場所が多々ありました。2023/03/02

ちゃーりー

8
笹川スポーツ財団による、2022年ジョギング・ランニング人口は877万人。と、前回調査(2020年)比では△178万人の減少となっていますが、コロナ禍前の水準に戻っている、とのこと。本書は、いぶすき菜の花マラソン(鹿児島県指宿市)への機上で読んだが、50歳以上のランナーが目立つような気がしました。著者は「暮らしの手帖」編集長としての激務のなか、走り始めた、とのこと。この、めちゃくちゃ忙しいときほど、ちょっと走る、というところがミソ。そして、なぜ、50歳代のランナーが多いのかは、本書を読むと、分かりますよ。2024/01/18

O

3
何事も習慣付け、継続することが大切。 無理しすぎると苦しくなり、途中でやめてしまうので、何事もほどほどに続けるのが良い。2023/02/06

planetarium

3
私もランニングを日課にしているので、共感しまくりました!私の場合ランニングを始めてから良い事ばかり。まず自分てすごくイヤな奴だったのに、少しマシになりました。学ぶことが多いんです。気づきもある。禅みたいな感覚です。走ることはとても快適で楽しいです。走る事で自分はまだできると確認できるし肯定できる。体力が一番人生で大事なものだと思います。体力があれば何でもできますからね。2022/12/03

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