内容説明
バス旅の謎を
解くのは元刑事の妻!?
大人の〈バス旅ミステリー〉第二弾
父はなぜバスで徘徊するのか?
富士塚を建てたのは誰!?
路線バスは町と町、
人と人をつないでいく
路線バス旅のコーディネイターを始めた「私」は、
客の依頼を受けて共に「小さな旅」をする中で、
いつも町の「小さな謎」に出合ってしまう――。
故人が望んだ墓石の向きはどちらなのか、
ベランダにさらされ続ける布団の意味、
恋人との別れを決意した女子高生は
なぜ再び彼に会ってしまうのか、
富士塚を建てたのは誰……。
驚愕し、心温まるバス旅ミステリー。
目次
第一章 バスへ誘う男
第二章 墓石と本尊
第三章 さらされ布団
第四章 二者択一
第五章 榎の恩徳
第六章 焼べられぬ薪
第七章 築山と信仰
第八章 目的地
終 章
解説 西上心太
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
『よ♪』
41
路線バスで散策、都内プチ旅ミステリーの続編。小粒で小粋な掌編八つ。開始早々から前作を読んだ方は「おや?」と。まんまと引っ掛かりました。スタートは新橋からスカイツリーの「業10」系統。"業"って?「ツリ10」じゃないんだ。なんて心で突っ込んだら"業平橋"の名残と、しっかり説明ありました💧むか~し、伊勢崎線に乗ってたんで胸アツの小ネタです♪足立区ツアーに築地豊洲市場ツアー、浅草入谷寺社巡りに田端や西日暮里暗渠巡り。プチ謎解きを間に挟みながら楽しい小旅行。『せんげん神社』って浅間って書くんだぁ、と知りました…2023/03/21
いづむ
13
自分の生活圏からそう遠くないのにほとんど知らない町がたくさんあります。路線バスは決まった線ばかり利用していますが、見慣れない車窓に目をやりながら足を延ばしてどこかに行きたくなる作品でした。繁華街でなく人が生活している場所をそっと通る路線がいいなあと思いながら、路線図と本書を繰る時間が楽しかったです。間違えてシリーズ第2作の本書から読んでしまったけれど特に問題ありませんでした。2023/04/12
めめぞう
0
★★★☆☆2023/08/30
-
- 電子書籍
- いとこのお姉ちゃんに甘えちゃう? 2 …
-
- 電子書籍
- 令嬢騎士は転生者 ~前世聖女は救った世…
-
- 電子書籍
- 碧の瞳の家庭教師【分冊】 5巻 ハーレ…
-
- 電子書籍
- 湘南スタイルmagazine 2021…