内容説明
本書は、①離婚にあたっての慰謝料や親権、②発達障害の若者の自己破産、③精神障害のある独居高齢者への自宅売却詐欺、④職場のパワハラによる自殺未遂、⑤母親と交際相手からの虐待による施設入所そして家族再構築といった、いずれも裁判所にて調停・審判等を行う案件で、対人援助職から弁護士へリファーされた事例を、裁判過程(時系列)に沿ってQ&AやColumnで解説。また各章末には、対人援助職から弁護士への質問も掲載。裁判の実際を体感的に学びながら、困難事例の解決への流れや、弁護士の探し方・費用、対人援助職として関われることが把握できる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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1
・本書も労働訴訟のセカンドレイプ性を包み隠さず説明しておられて有難い。第4章:職場パワハラによる自殺未遂ケースでの尋問書き下しは、相手方弁護士の悪辣性も含め臨場感充分。裁判官の和解強要ムーブにも触れており実践的。 ・精神疾患当事者の訴訟断念自例の寂しさ「法律は私を助けてくれないのですね→死去」が通底している印象が快。第3章:独居高齢障害者の金銭被害(10代に統合失調症を発症した就労経験無70代男性が、亡親が残した持家を被欺罔喪失する事例)は上記自例のハッピーエンド化説例と拝察。民3条の意思能力が活きた。
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