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内容説明
ビートたけしが古今亭志ん生を演じ重要な役を果たすNHK大河ドラマ「いだてん 東京オリンピック噺」は、2019年1月から2020年6月まで1年半、放送された。「たけし志ん生」が、雑駁で貧しかったけど何かしらの希望を見出せた「昭和」を見事に語った。著者はNHKの番組制作にも全面的に協力し、志ん生の道具、写真、そして俳句などを提供した。本書は、一番かわいがられた孫が志ん生の口を借りて語る、「懐にカネはなくとも心は金持ちになれる」生き方。本邦初公開の志ん生の俳句も!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウヤ
3
何かと話題の多い“いだてん”の中でたけしの志ん生が自分にとっては面白い。実際の志ん生も自由奔放な生き方ではあるが、その陰で稽古を怠らず、あらゆるものを噺の肥やしにしようとしていた。志ん生の孫である著者がまとめた25の習慣はウンウンと頷きながら読めるものばかり。気にしない、自然に合わせる、無理しない、たまにはハメを外すのもいいかも・・・一度志ん生の落語を聴いてみよう。2019/02/15
tban
3
軽く楽しむ志ん生記 志ん生は「なめくじ艦隊」が有名だし、それに つきるといっても過言ではありませんが、その孫が 父・馬生や叔父・志ん朝越しに描く志ん生はこれもまた 小気味いいし、川柳も心地いい。たけしの志ん生から 入る人にはちょうどいいかも。2019/01/22
takao
2
ふむ2023/06/11
kaz
2
「志ん生が」と言うよりは、志ん生のエピソードと名言、迷言を使って著者が語るシンプルライフの紹介。「売るケンカ買わぬがもうけ高いゆえ」は、心に刻んでおきたい。他の本で見たことのない志ん生の貴重な写真も嬉しい。構成は、序章 志ん生と家族の秘密、第1章 老いと健康「生まれたってことは、いつか死ぬのは決まってんだ。そしたら、どう生きるかだけを考えてたらいいじゃねえか」、第2章 家族と世間「考えこむなよ、世の中すいすいお茶漬けさらさらだよ」、第3章 モノか心か、第4章 道楽と酒と旅、第5章 逃げて勝つ人生。2019/06/26
高高一
2
ラジオ番組で紹介されたときには、読みたい気持ちが非常に強かったが、読み終えてしまうとあまり印象に残らなかった。2019/02/19