講談社＋α文庫 クラシック珠玉の小品３００―心地よい曲、懐かしい曲、知られざる曲

著者名：宮本英世【著】

講談社（2023/02発売）

• ISBN：9784062560726

内容説明

こんなに気軽で愉しいクラシックがあったのか！――よく耳にするメロディーだが曲名は知らない。思い出があるのに最近聴かなくなった。映画やテレビ、ラジオでよく聴く。とにかく、親しみがあり、やけに懐かしい。そんななじみの曲、気軽に愉しめるクラシックの小品300曲を集めた解説書。長いこと探せなかった曲に再会する手引きに。標題300曲の他にも数多くの曲が登場。便利な曲目索引付き。初めてクラシックを聴いてみようという人も、懐かしい曲にめぐりあいたいと思う人にも！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[新田新一]

音楽全般が好きで、クラシックもよく聞いています。本書は、愛すべき小品を著者が親しみやすい文章で紹介していくものです。ショパンの「雨だれのプレリュード」やスメタナの「モルダウ」のように有名な作品も載っていますが、あまり知られていないものも多く紹介されています。本書を読みながら、自分が知らなかった曲をYouTubeで探すのが好きです。YouTubeで見つけられることが多いです。今回は、リストの「孤独の中の神の祝福」を聞いてみました。心が澄んでくる美しい曲です。音楽の世界も本の世界と同じように奥が深いです。

2024/07/31

[jjm]

学生の頃、メタルやハードロックばかり聞いていた生活から教養を高めようと買った本。テレビでもよく聞くあの曲はこの人の曲だったのかと思うことがたくさんあり勉強になった。最近NHKで目の不自由な辻井伸行さんの英雄ポロネーズを聞いて衝撃を受けた。今まで私にとって英雄ポロネーズと言えば当時カレーのCMで演奏していた中村紘子さん。元々好きな曲だが、本当に鳥肌が立って(本来の日本語の使い方ではない)、目頭がジンジンなった。

1998/08/09