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内容説明
2015年に刊行された『人生はあはれなり… 紫式部日記』に、新たな描き下ろし16ページと修正を加えた、最新版。
『源氏物語』の作者であり、2024年大河ドラマの主人公でもある紫式部の日記を、コミカライズ。
さぞ、華やかな日常を送っていたのかと思いきや、実際は将来が不安、人目を気にしすぎてつらい、出る杭は打たれるのでできるだけ目立ちたくないなど、
現代女性でも共感できる、人間関係、仕事、嫉妬などが綴られている。
この絶望だらけの平安ライフを、人気イラストレーター小迎裕美子がコミカライズ。
テストにも役立つ、『紫式部日記』原文付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こふみ
19
「十二単衣を着た悪魔」を読んだばかりなので、その余韻もまだ残る中、いいタイミングで読めました。不朽の名作源氏物語の作者ですが、案外気が小さくて、紫式部ってこんなカンジの人だったんだぁと親近感が持てました2023/12/30
葵@晴読雨読
17
kindleUnlimitedで読了。紫式部の人柄に人間味を感じられました✨2024/01/15
うなぎ
15
Kindle Unlimited。賢いからこそ生きづらくて、不安定な身を支える為に必死にバカのふりをしてキャリアウーマンをする。ネガティブな性格だだもれで、決して明るい内容じゃなかったけど、なぜか共感してしまって嫌いになれなかった。今ハマってる大河ドラマ光る君へを観てく為に、ちょうど分かりやすく面白い勉強になった。2024/02/11
よしよしニャンコ
14
ネガティブさん、出る杭として打たれないためにカマトトを演じるという処世術を覚える、職場の女同士の人間関係がイヤで引き籠もる、屋敷が寒すぎて友達と2人でモコモコと着膨れをしていたら男達に興ざめされたなど、親近感が湧いた。清少納言をこき下ろすようなことを書いているのは、立場的にそういう発言をしなければならなかったのではないかという考察もあるとのことで、たしかに、そういうことってありそうだよね。2024/02/07
あんこ
12
大河ドラマ『光る君へ』を見てるので読んでみた。シキブはすごく生きづらそうなタイプ。バカなふりをしてやり過ごそうとする。家族にも似たタイプの人がいてすごくわかる。2024/02/27