ニードレス通りの果ての家

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ニードレス通りの果ての家

  • 著者名:カトリオナウォード【著】/中谷友紀子【訳】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 早川書房(2023/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 840pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784152101990

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内容説明

暗い森の家に住む男。過去に囚われた女。レコーダーに吹き込まれた声の主。様々な語りが反響する物語は、秘密が明かされる度にその相貌を変え、恐るべき真相へ至る。巨匠S・キングらが激賞。異常な展開が読者を打ちのめす、英国幻想文学大賞受賞の傑作ホラー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

188
英国幻想文学大賞オーガスト・ダーレス賞受賞作にて、スティーヴン・キング激賞ということで読みました。雰囲気は楽しめましたが、想定内、もう少しサプライズが欲しかった気がします。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015320/2023/03/20

nuit@積読消化中

56
てっきりホラーかと思って手に取ったらホラーではなかった…。最初、ファンタジー?となんとなく不得意分野かもなので、読むのをやめようとも思ったが、中盤からぐっと引き込まれて、これは今何が起こっているのかが、ただただ知りたくて一気読み。そうか、これは…ネタバレなのるで書けませんが、映像化するとなるとどう表現されるのかが興味深い。2023/02/28

キムチ

50
とっつきから苦戦。7日余り読んだり離れたり。テッド、猫、失踪した少女の姉3者の語りが様々に放物線を描く様でずれを読み手が修正しつつラストへ。。だろうが、不時着に終わった。才気煌めく、数々の賞ゲットの女性とあってメッセージの意図は納得だが・・この作品の真意に繋げられなくって。猫語で語るオリヴィアの語りは猫といえども人間に驚くほど沿っている。理解に苦しんだのはテッドの語り。あとがきの作者のメッセで分かる彼の頭の中は理解、共感、受容を超える。障がいをもって生まれた人たちはより良い向かうべく努めている✨と再確認2023/07/31

あたびー

48
読み始めて直ぐに、この章の一人称「テディ」は何かしら精神的な問題を抱えていることが分かる。娘ローレンと猫オリヴィアと一緒に暮らしている弱気に見える男の生活は何となく痛々しくて、読み手の皮膚を紙やすりのようなもので擦る。各章は別々の主格の視点から綴られ、その中には驚くべきことに猫のオリヴィアまで含まれる。11年前の湖畔での少女失踪事件。その事件でやはり精神を病んで妹を探す姉ディー。人間の心はかくも複雑で、秘密を奥底にしまい込み、人目から完全に隠し通す。作者の言葉を引用する。「これはサバイバルの物語」2023/02/20

星落秋風五丈原

46
猫がちゃんと喋る。いや人間とは会話通じない?と思っていたら途中で娘と喋ってる。あれれ?これは信頼できない語り手ってやつですな。想像した通りでした。アンディ・サーキスが映画化ってどの役を?主役かなやっぱり。2023/02/20

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