教養としての精神医学

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教養としての精神医学

  • 著者名:松崎朝樹【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • KADOKAWA(2023/01発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046058652

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内容説明

【筑波大学でベストティーチャー賞を何度も受賞した精神科医・松崎朝樹の大人気講義が本になった!】
15人に1人はかかるとされる「うつ病」や、幻覚や妄想が出る「統合失調症」など、日本の5大疾病の1つにも挙げられる精神障害。それは、あなたやあなたの家族、友人が発症してもおかしくない、ごくありふれた病気であり「遠い誰かの話」ではない。あなたや身近な誰かのために、あるいは教養として学ぶにふさわしい精神医学の解説本。

■気分が晴れない、落ち込んでいる人たち(うつ病)
■幻聴や妄想が出ている人たち(統合失調症)
■きっかけなく突然のパニック発作を繰り返す人(パニック症)
■人と接することに緊張しすぎて困っている人たち(社交不安症)
■夜に眠れず日中に問題が生じている人たち(不眠症)
■入院中、急に認知症が進んだと間違えられがちな人たち(せん妄)
■感情が不安定な人たち(境界性パーソナリティ障害)
■自分はすごいと思いたがる傷つきやすい人たち(自己愛性パーソナリティ障害)
■人を疑わずにいられない人たち(妄想性パーソナリティ障害)
■注目を集め続けないといられない人たち(演技性パーソナリティ障害)
■自信が持てず不安で引っ込み思案な人たち(回避性パーソナリティ障害)
■急に怒る、風変わりな人たち(統合失調型パーソナリティ障害)
■感情が乏しく孤立する人たち(シゾイドパーソナリティ障害)
■細かいことにとらわれすぎる人たち(強迫性パーソナリティ障害)
■不注意だったり落ち着かなかったりする人たち(ADHD)
■アスペルガー症候群家族に起こること(カサンドラ症候群)
■ゴーイングマイウェイな行動が多い人たち(前頭側頭型認知症)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

57
仕事柄、メンタルや精神障害の方に関わる事があるので。愚痴にはなるが、もっと精神的な病気についてのフォローや、施設や、支援団体が増えないかなといつも思うし、何より、医者ももっと勉強してくれとも…。2023/03/17

EOEO

19
まえがきから、へぇーと思うことがたくさん書いてあり、最後まで興味深く読めました。日本の総入院患者数の1位が精神障害者なんですね。様々な精神障害者の人たちに起きていることや困っていることなどが、簡潔に書いてあり、そんなに詳しくない人が読むには充分な内容だと思いました。おまけの「精神医学の歴史」も興味深い内容で面白かったです。社会全体が精神障害についてもっと理解すれば、精神障害者の人がもっと生きやすくなるのだろうな、と思います。2023/06/27

しげ

9
精神疾患といえば、うつ病や統合失調症など有名なものしか知らなかったのですが、DSM-5(米国精神医学会がまとめた精神医療の臨床現場で指針となっているもの)で認められているものだけでも、こんなにもたくさんの疾患があり、症例があるのだと驚きました。とてもわかりやすい内容でした。2023/04/03

naohumi

8
精神医学についての触りについてが平易で分かりやすい。深く知るというより、入門書的な活用ができそうな印象が残った。辞書代わりに、知りたい事を学んだり、調べたりするには最適かもしれない。知っているつもりになっている精神医学についての学び直しとしてもよきテキストの印象も残った。私もそうであるが、実際精神保健福祉関係で、当事者と関わっている人にとっては、より身近なものとして、捉える事ができそう。2023/03/09

ユウユウ

6
“知らないからわかりたいに”2023/06/29

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