内容説明
★億万長者として名をなしたかつての恋人。でも、私にとって彼は最大の裏切り者だ。★十六年前、カースティは恋人のルーチョの子供を身ごもったが、なにも告げずに彼のもとを去った。ルーチョは当時から仕事にすべてを捧げていて、結婚して家族と過ごす気などまったくなかったからだ。今、カースティはある必要に迫られて、不本意ながら彼に電話し、再会を果たした。三十五歳になったルーチョはさらに魅力を増している。彼の誘惑に屈するつもりはないけれど、その瞳に見つめられただけでいまだに欲望がわき起こる。私はこれからどのようにルーチョとかかわっていけばいいのだろうか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
2
→（前の感想の続き）それまで忘れてたくせに突然逃がした魚が惜しくなりタイトル通り「終わらない誘惑」をするわけだけど簡単に取り戻せると思ってるのが本当にムカつく。しかも自分にとって仕事がいかに重要かを主張して過去に結婚を拒んだことを正当化してたくせに、ヒロインの仕事に対してとんでもないことをする。正にエゴイスト。こんな二度もやらかすアホは三度目も何かやらかすよ絶対。ヒーローに片思いしてる性悪女がヒーローの悪事を告げ口してくれなければ何も知らないままだったかと思うと性悪女いい仕事したと思った。（コメント欄へ）2015/10/22
麻琴
1
（ムカつき過ぎて口が悪いです。）16年前に仕事と富への野心を理由に結婚をヒーローに拒絶された為、妊娠を彼に告げずに去り一人で娘を育てていたヒロイン。15歳になった娘が父親に会いたがったので仕方なく連絡をとり…という話。今読み終わったところだけど苛々が止まらない。ヒーローが最悪。グチグチグチグチ子供の存在を知らせなかったのを文句言うけど、それは知らせる気を起こさせないぐらい自分がヒロインを傷つけたからだと思い至らないヒーローの愚かさ。再会して変わらず綺麗なヒロインに会って、→（再読の感想欄に続く）2015/10/22
