11月のおはなし どんぐりカプセル

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11月のおはなし どんぐりカプセル

  • ISBN:9784062184953

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内容説明

どんぐりには秘密があるのです。それは・・・・・・。

小学生のふうちゃんとあきちゃんは大のなかよし。なにをするのも、いつもいっしょでした。ところが、あきちゃんがひっこしをすることになって、ふうちゃんはかなしい気持ちでいっぱいです。
そんなとき、大きな屋敷にすむおじいさんといっしょに、ふたりはどんぐりひろいをすることになります。おじいちゃんからもらったどんぐりからはふしぎな音がします。
その音とともに、ふうちゃんとあきちゃんの思い出がよみがえってきて・・・・・・・。

野間児童文芸賞受賞作家の市川宣子さんがおくる、読むと、こころがじんわりあたたかくなる秋のおはなしです。挿絵は、絵本「まいごのどんぐり」で大人気の松成真理子さんです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RX78

18
どんぐりは思い出のつまった小さなカプセル。「思い出はなくならない。形のないものは、決してこわれることがありませんからね。」 親友が転校することになったとき、おじいさんとどんぐりの木との出会いでふうちゃんの気持ちに変化が… この「お話12ヶ月」のシリーズ、けっこう豪華メンバーですなー。2020/10/15

mntmt

14
どんぐりの記憶。2019/11/07

anne@灯れ松明の火

13
遠い方で。市川さん追っかけ中。いつも二人一緒だったあきちゃんが引越すという。ふうちゃんは驚いて立ち止まってしまう。二人の足元にころがってきたどんぐり。優しいおじいさんの言葉をきっかけに、別れを目前にした二人に、どんぐりカプセルは懐かしい風景をよみがえらせてくれる。大切な思い出を掌に、離れても二人の心はいつも一緒だろうね。松成さんの絵も温かくて、いい。2013/12/21

しーまま

11
おはなし12か月、11月のおはなし。いいおはなしでした。最後は泣きそうになりました。絵もとてもかわいくていいです。2014/11/15

亮さん

7
思い出はいつも残る。焚き火も良くないというけどなんだかな。風情がないのは嫌だな。木の葉っぱでみんなが迷惑している。桜はいいのに。大多数の人間や政府の人間が決めたことが常に正しいという風潮本当になんなんだろう。この話、思い出はいつまでも残りそして再生へ。とても美しい物語でした。2016/08/04

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