内容説明
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・相続人を確定させるために必要な戸籍の仕組み、基礎知識から取り寄せ方、読み方までを分かりやすく解説。
・旧法戸籍・現行戸籍とも豊富な実例を収録し、見方のポイントを明示。
・相続法の大改正、特別養子の対象年齢引上げ等を反映。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえり
9
旧戸籍法では、未婚の女性が産んだ子は、特段の事情がない限り、男性(子の父親)の戸籍に入り、女性側の戸籍には一切記載されないらしい。驚いた。現行法とは真逆だし。戸主が認めなければ結婚もできなかったんだよね。そんな時代なら結婚の許しを貰いに挨拶に行くのはわかる。今は許可なんていらないのに、許さん!とか言ってる馬鹿親父もいるよねぇ(笑)2021/06/08
とりもり
1
基礎から丁寧に説明されており、非常に分かりやすい。実例(あくまで架空のケースだけど)も豊富で、イメージも掴みやすい。養子や外国人との婚姻など、判断に迷うケースについても一通り解説されており、その点でも非常に参考になる。相続実務に携わる人は必読かと。それにしても、現行の戸籍制度は個人主義が進んだ現代と乖離しすぎており、抜本的な見直しが必要だなとの感を強くした。同時に、相続人の調査の手間がかかりすぎるので、もっとオンライン化(過去情報を含めて)を進めるべきとも。★★★★☆2024/07/18
Shinjuro Ogino
0
戸籍の各国比較などが出ているかと思ったが、相続手続きのための戸籍の調べ方で、私には面白くなかった。 性同一性障碍者に対しての戸籍の性別の変更の手続きも書かれていた。2020/07/10