これからの幸福について―文化的幸福観のすすめ

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これからの幸福について―文化的幸福観のすすめ

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  • サイズ 46判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788516793
  • NDC分類 151.6
  • Cコード C1011

内容説明

文化心理学と幸福に関する21世紀以降の国内外の研究知見から、地球規模で考え地域視点で見つめ直す、ポスト・グローバリズム時代の幸福像。

目次

第1章 幸福感のワールド・マップ
第2章 幸福の測定と利用
第3章 幸福度指標と政策
第4章 幸福の個人差と社会的要因
第5章 文化と幸福
第6章 文化比較の理論と方法
第7章 文化と感情
第8章 個人の幸福と集合的幸福
第9章 文化の変化と幸福のゆくえ
第10章 幸福論のこれから

著者等紹介

内田由紀子[ウチダユキコ]
京都大学こころの未来研究センター教授。専門は文化心理学・社会心理学。1998年、京都大学教育学部教育心理学科卒業。2003年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員PD、ミシガン大学Institute for Social Research客員研究員、スタンフォード大学心理学部客員研究員、甲子園大学人文学部心理学科専任講師、京都大学こころの未来研究センター助教、准教授を経て、2019年より現職。2019年9月~2020年5月、スタンフォード大学Center for Advanced Study in the Behavioral Sciencesフェロー。2010年から2013年まで内閣府「幸福度に関する研究会」委員。2014年「たちばな賞」(京都大学最優秀女性研究者賞)、2016年日本心理学会国際賞(奨励賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

9
今年のshiawaseシンポジウムの基調講演で内田先生の話を聞き、昨年5月に発行された本書を読んでみたくなった。幸福とは何か、個人的な幸福感は何で決まるか、文化と幸福感の関係、などを、この20年間の研究を元に、様々な研究、調査の結果を踏まえて紹介している。単一の尺度で幸福度を測定するのは難しいことはよくわかった。ブータンが提唱しているGNH(国民総幸福度)についても、ブータンの実情を含めて解説されている。幸福についての研究・学問は緒についたばかりだが、これからの研究の進展を期待したい。2021/04/11

Atsumi_SAKURADA

1
国際機関などによる幸福度ランキングがいくつかあり、「上位は北欧が中心、日本は振るわず、安全や健康は得点が高いも…」という報道が定期的に流れます。そのたびに、「わかるけど、『幸せ』の形って人それぞれだし、国ごとの文化によっても違うでしょ(そして基準がいつも欧米中心だし)」という今風の反応が出てきます。そうした見解を科学的な作法に則って検証してきた研究をまとめたのが本書で、題名の「これからの幸福」を広く議論するための足場を提供しています。定常経済下でのイデオロギーの移行は果たしてどんな変遷をたどるのでしょう。2020/09/26

ぺんぐぃん

1
図書館の新着本開架にあったので、ふと手に取った。40年前インド・ネパールに行った時から、幸福については考えていたし、最近のブータンのGNHをきっかけに興味は再燃。きちんとした理論とデータ、比較文化、個人差や文化の変化、著者の考察等、示唆に富む。宗教の違い、文化の違いはあらゆる点で影響があるのだと実感。いつまでも西欧の指標に頼っていてはいけない。「幸福」を分析し、考察することも大切だけれど、やはりひとり一人が幸せになれることのできる世界を目指して、真摯に人生を歩むことの大切さも考えた終戦の日であった。2020/08/16

Kao

0
幸福について、文化的観点も踏まえながら述べたもの。個人主義的な西洋の考え方の幸福論によって日本は不幸な国と称されがちだが、はたしてその指標は正しいのか?ということをさまざまな観点から揺らしてくれる。

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