エンタの巨匠 世界に先駆けた伝説のプロデューサーたち

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エンタの巨匠 世界に先駆けた伝説のプロデューサーたち

  • 著者名:中山淳雄【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2023/01発売)
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  • ISBN:9784296001262

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内容説明

エンタメ史に輝く伝説的ヒット作を生み出したプロデューサーたちへのインタビューを通じて、時代を突き抜けた「すごい方法論」を一挙公開!
国宝級の名作から、世界的な問題作まで、秘話満載

土屋敏男(『電波少年』の元・日テレプロデューサー)
鳥嶋和彦(『ドラゴンボール』『ドラクエ』の元・少年ジャンプ編集長)
岡本吉起(『ストII』『バイオハザード』『モンスト』のゲームクリエイター)
木谷高明(『BanG Dream!』『新日本プロレス』のブシロード創業者)
舞原賢三(『仮面ライダー電王』『セーラームーン』の映画監督)
齋藤英介(サザン、金城武、BTSの音楽プロデューサー)

本書は、日本のエンタメが最も輝いていた時代の最先端にいたプロデューサー、ディレクター、クリエイターたちへのインタビューを通して、伝説的なヒット作品を生み出した思考回路を解明するという試みである。彼らは初めから才気走った異能者だったわけではない。普通のサラリーマンからキャリアをスタートして、「使えない新人」だった時代を経て、突き抜けた仕事をするようになった。自我をうまく包み込みながら、組織の中で成果を出し、自らを発露させていった人々である。

目次

狂気のテレビP――土屋敏男(元・日本テレビプロデューサー)
『電波少年』で爆走。ダウンタウンに伴走
予算を気にしたことはない など
漫画のミダス王――鳥嶋和彦(元・週刊少年ジャンプ編集長)
『Dr.スランプ』から『ドラクエ』まで、手に触れるものをヒットに変えた
「ボツ!」と言った覚えはない
マンガの文法を発見 など
ゲームの三冠王――岡本吉起(ゲームクリエイター)
『ストII』『バイオハザード』『モンスト』、全領域でヒット作
お前はクビだ! など
オタク業界の連続起業家――木谷高明(ブシロード創業者)
『BanG Dream!』『新日本プロレス』…キャラクタービジネスの勝負師
嫌いな言葉は「努力」と「忍耐」 など
不屈の特撮作品監督――舞原賢三(映画監督)
日本映画界の絶望的状況を乗り越え、アジア進出
60年前がピークだった映画監督 など
先見の音楽P――齋藤英介(音楽プロデューサー)
サザンを支え、世界に挑み、BTSを日本に展開
ビクターでの洋楽・邦楽・北米展開 など
終章 ――日本エンタメが世界へ飛躍する条件
世界展開を目指すプロデューサーが少なかった理由
あっさりと「世界制覇」を実現した韓国エンタメ など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

19
エンタメ業界で活躍したプロデューサー達のインタビュー集。日テレの土屋P、ジャンプの鳥嶋編集長、ブシロードの木谷社長など。印象度A-  エンタメ業界の「大成功者」たちの話(カプコン「スト2」の岡本は、独立して破産したそうだが、復帰した)。マシリトの話が劇的に面白かった。カプコン岡本のコナミ時代の話がひどくてコナミの企業文化のアレさがなんとなくわかる。 皆ビジョンがあって数字に強い、それが成功の秘訣みたいだ。エンタメ好きでビジネス寄りの話をききたければ必読の本2023/05/10

hnzwd

16
エンターテイメント界で大成功したプロデューサー達のインタビュー集。電波少年やドラゴンボール、ストIIなんかの時代を変えた人達が、どのようにそれを成し遂げたのか、という事が語られてます。何も無かったところに新しい物を作り上げた成功談ばかりなので、自分が信じたものを会社と喧嘩してでもやり遂げたってのが基本ですかねー。成功は結果論であって、同じことを形だけ真似してもなんの参考にならない、ということはわかりました。2023/10/22

nobu23

8
電波少年のTプロデューサー、ジャンプのマシリトなど、エンタメ界のレジェンド級の人々のインタビュー集。他のメディアで聞いたことのある話が多いが、改めて読んでも面白い。2023/03/12

アーク

2
テレビやゲーム、音楽などのプロデューサーたちにスポットライトを当てたこの一冊、苦労を経験した方もそうでない方も仕事に対して強い情熱を持って取り組んでいらっしゃるな、という印象を受けた。日本のエンタメって国力と共に衰退してきてしまっているけれど、その原因は尖った人物がいなくなってしまったからなのかな、と思った。2023/03/30

ユキ

1
エンタメ業界で活躍したプロデューサー達のインタビュー集。活躍したプロデューサー達に共通することは、組織の中で摩擦を起こしながらも、本当のゴールに向けて動くこと、情熱を持って仕事に取り組むこと。また、組織側はその個人を見守り自由にやらせる覚悟をもつこと。組織の忍耐力という部分は、できる日本企業はなかなかないなと思った。日本国内だけでなく世界に目を向け、従来の成功体験や方法にとらわれず、新しいことにトライしながら学んでいくことが重要。2023/03/27

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