「こころ」はどうやって壊れるのか~最新「光遺伝学」と人間の脳の物語~

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「こころ」はどうやって壊れるのか~最新「光遺伝学」と人間の脳の物語~

  • 著者名:カール・ダイセロス【著】/大田直子【訳】
  • 価格 ¥2,299(本体¥2,090)
  • 光文社(2023/01発売)
  • 澄みわたる秋空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~11/8)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334962616

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内容説明

利根川進博士推薦! 光で脳の活動を観測・制御する「光遺伝学」の第一人者として知られるダイセロス博士は、有名な精神科医でもある。最先端の脳神経科学の知識と技術にくわえ、多彩な症状を呈する患者たちの苦悩への深い共感、そしてその内面世界を想像する努力によって、人間の「こころ」と感情の起源がだんだんと明らかになってくる。人間の根源と進化の真実に迫るノンフィクション話題作。(解説 加藤英明)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

中玉ケビン砂糖

65
帯に「ノーベル賞候補最有力!」の文字が躍っているが、がっつり光遺伝学に関する本格的な研究書の感はない。著者が実際に向き合ってきた症例の中から印象的な「精神疾患」を主として取り上げ紹介する「科学エッセイ」と言ったほうが正確か。うつ病・双極性障害・統合失調症・認知症などを始めとして、「妻の死に泣くことができず悩む夫」「9.11をきっかけに躁に囚われた老人」「精神病者の言語体系と『フィネガンズ~』への閃き」「自殺願望への対処や『根治不可』と家族に告知する際の葛藤」など「ストーリー」としての側面は強く、読ませる。2023/03/19

佐倉

14
光遺伝学と呼ばれる、脳内にある神経細胞に光に反応するタンパク質を発現させ、光ファイバーやレーザーによって特定の神経細胞のみを活性化させる技術。その最前線の研究者であり精神科医であるダイセロス博士による著作だが、単に最新技術を解説するだけではなく、症例を紹介するというだけでもない。精神科医として患者と接するドラマの中、患者の状態を説明できる医学的解説や後になって光遺伝学によって説明可能になったことを挿入するという医学小説のようなスタイル。難解な解説が多いがそれが何を説明しようとしているのかが想像しやすい。2023/05/29

Cambel

9
ノーベル賞の著者ということで光遺伝子がテーマの本書。ほぼ最初で断念。 科学や医学の翻訳物は物語調で描かれることが多いけれど、患者のストーリーはいらない。サマリーで十分。もっと端的に何を発見してどのように応用できて将来どう期待できるのかを知りたかった。エッセイを挿入するなら研究者の様子を知りたい。ブルーバックスあたりでだしてほしいな。2026/10/27

minochan

8
神経科学の業界でカール・ダイセロスを知らない者はモグリだろう。彼が基礎研究を始める前に臨床医をしていたことは知らない人も多いかもしれないが。本書は、彼自身の実体験に基づきながらも、多くのフィクションが含まれている(と思われる)小説形式の不思議な読み物である。学術論文や一般向けの解説書とは異なり、この形式だからこそ、ダイセロス自身の主観的な神経疾患観を表現する場として機能している。自分の思想を論理以外の方法で伝えるという、文学本来の使い方を科学者がやっているという特異さ。2024/09/15

蘇我クラフト

6
もう多分、読み進められない。と言うことで、中途半端だが読了とする。 精神疾患患者のルポ、どうして壊れるのかを脳科学と共に説明しているが、説明が化学すぎて追いつかない。2023/07/26

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