交通新聞社新書<br> ゼロ戦から夢の超特急 - 小田急SE車世界新記録誕生秘話

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交通新聞社新書
ゼロ戦から夢の超特急 - 小田急SE車世界新記録誕生秘話

  • 著者名:青田孝
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 交通新聞社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330105093

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内容説明

昭和32年、新たに製作された小田急ロマンスカーSE車が、狭軌鉄道では当時の世界記録である時速145キロを達成した。その製作には旧国鉄・鉄道技術研究所の全面支援があったが、実は、そこには戦前のゼロ戦に代表される世界最先端の航空機製造技術が関わっていた。そして、SE車の成功は、国鉄初の電車特急「こだま」を経て、世界に誇る今日の新幹線へと受け継がれていった。

青田 孝(あおたたかし)
1947年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学ぶ。卒業研究として1年間、国鉄技術研究所に通う。70年、毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任後、03年退社、フリーランスとして執筆活動を続けている。自称、「3歳からの鉄道ファン」で、現在は「海外乗りテツ」として25の国と地域の鉄道の乗車経験を持つ。

目次

序 章 昼下がりの世界新記録
第1章 鉄路に花開く軍の技
第2章 東京~大阪3時間
第3章 身の軽い私鉄
終 章 曲げられた本線

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

2
一日で読了。小田急初代ロマンスカー3000形の誕生までを技術面から追ったもの。3000形は本当に画期的な鉄道車両であり、小田急の技術陣だけでなく、国鉄の技術陣も大いに貢献したことがよく分かる。この車両があったからこそ今年開業50周年を迎える新幹線も実現。タイトルにゼロ戦が入っているのは旧海軍の航空機の技術者が戦後鉄道技術者に転身したから。鉄道ファンであれば読んでおきたい本。2014/03/18

rbyawa

1
d062、んー、小田急の(信託って言ってなかったっけ? どういう扱いだったんたろうね)ロマンスカーの試作車が国鉄路線で速度実験をしていたというのはぽちぽち聞くことがあったんですが、これ、共同実験ってわけではないようですね。ただちょっと継続的な関係ではあるし、その後の新幹線の原型の一つでもある、とある程度公式にも認められている、とのこと。で、タイトルの「ゼロ戦」というのは航空技術者がSE車の研究者として参加し、その技術が応用されたためだからですね、鉄道に速度が必要という発想からなかった時代から新時代への話。2013/05/22

特務機関NERV 神戸支店 法人営業課長

0
ぼくは「プロジェクトX」風なエピソードが好きなだけで鉄道マニアではありません。当然鉄道業界にも詳しくありません。でも、何かを成し遂げるために多くの人が傾けた情熱に触れることはできました。…最近、ちょっと疲れて弱ってるのかなぁ。2012/12/15

ふじさん

0
話の内容が横道にそれたり、年代が前後したりで少し読みにくいですね。でも、内容は興味を引くものでした。2010/06/01

じいふう

0
★★★ 2009/11/07

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